[エピソード6のシステムについて]
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エリア選択画面で、ミッションを選択する。どれを選ぶかはプレーヤーの自由だ
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エピソード6では、ダイモンの事象崩壊要塞の構築を阻止するために、7つのダイモン・フラグメントを回収することが目標となる。ダイモン・フラグメントは、火星・赤道、火星・極地、木星、地球、月の5つのエリアに点在しており、エリアの選択はプレーヤーが自由に行なうことができる。そのため、決まったミッションやルートが存在しない。
選択したエリアでは、「敵対勢力」に書かれた数のミッションが連続で行なわれる。このミッションが進行している間は、VRの乗換えやセーブ・ロード、ミッション中のリトライなどは行なえない。ミッションはいずれも敵機体の全機撃破が目標となっており、登場する敵VRはランダムで決定される。また最終ステージでは必ずボスが登場し、これを撃破することでダイモン・フラグメントが入手できる仕組みになっている。
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対VR戦は敵を撃破するだけ。最後のボス戦に備え、リペアディスクも稼いでおきたい
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各ミッションの通常VR戦に関しては、膨大なルートが存在するため、各個の解説は控える。どのミッションも全機撃破が目標なので目前の敵を倒せばよいだけだが、常に1対多の戦闘となるため、ライフには十分注意しておく必要がある。途中で撃破されてしまった場合、選択したミッションは失敗となる。リトライもできないので、またミッションを選ぶところからやり直しになってしまう。事象崩壊要塞構築度も大きく上昇する(詳細は後述)ので、何としても避けたいところだ。また最終ステージのボス戦に備えて、リペアディスクも可能な限り温存しておきたい。
[事象崩壊要塞構築度について]
エピソード6では、ダイモン・フラグメントを収集する以外に、事象崩壊要塞の構築を阻止しなければならない。ミッション選択画面の右上に「事象崩壊要塞構築度」が%表示されているが、これが100%になるとゲームオーバーになる。この%表示は、ミッションを行なうことで徐々に増えていく。ミッションを成功させた場合は3%の増加に抑えられるが、失敗すると4~12%程度の増加がある。敵対勢力の多いミッションで失敗した場合は、特に増加量が多くなる。つまりこれが100%になる前にダイモン・フラグメントを7つ集める必要がある。あまり失敗を繰り返していると、どうやってもクリアできない状況に陥ることもある。
[ボス戦攻略]
各ミッションの最後に登場するボスも、数種類の中からランダムで決定される。いずれも過去のミッションで戦闘経験のある敵ばかりだが、僚機の有無など異なる点もあるので、あらためて対応方法を確認しておきたい。
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三度目の登場となるジグラット。しかし特に変更された部分はない
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・ジグラット
ミッション1-5およびE-9で登場。磔にされたハッターすらいないので、最初のレーザーから自機を狙って射出してくる。対応は以前と同じで問題ないので、落ち着いて戦えば難なく撃破できるはずだ。
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正面からの強力な攻撃と、しつこい浮遊弾の対処を同時にこなしていく必要がある
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・ミルトン
ミッション5-8で登場。以前は自機と同型の僚機が護衛としてついていたが、今度は単身で撃破しなくてはならない。ただし敵も1機のみで、これを撃破すればクリアとなる。激しい攻撃が自機に向けられるが、それを回避しながらダメージを与えていかなければならない。
ポイントはやはり距離を取っていくことだ。近距離では回避しにくい攻撃が多いので、遠距離からの射撃で地道にダメージを奪っていく方が比較的安全に戦える。射撃の不得意なVRは、誘導弾の射出前に一気に接近し、後方に回り込んで近接攻撃を叩きこむこと。正面から斬りこむと、射出直後の誘導弾の直撃を受けてしまう。
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障害物を活用して攻撃をやり過ごす手は使いにくい。攻撃をよく見て回避行動を取ろう
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・ダイモン・アーム
ミッションM-15で登場。以前も自機だけで撃破している。
ただし今回は地形が異なり、隠れる場所がない。ビームの射出方向をよく見てダッシュで距離を取りつつ、バウンド弾の射出のスキにダメージを与えていきたい。接近すると腕を振り回して攻撃してくる点は変わっていないので、近接攻撃は厳禁だ。
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レーザーは相変わらず強力。とにかく落ち着いて敵の攻撃を避けることに専念しよう
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・ダイモン・ワーム
ミッションE-18で登場。以前に自機のみで戦闘を行なっているので、同様の対応で戦っていけば問題ない。
まれにダイモン・オーブを呼び出すことがあり、ダイモン・ワームと同時に攻撃を仕掛けてくる。この状態になると戦闘が非常に苦しくなるので、ビームの射出中に歩きやダッシュからの射撃で、先に装甲の薄いダイモン・オーブを撃破しておくほうが安全だ。
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1機に集中していると、死角から2機の攻撃に晒される。レーダーから目を離さないこと
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・薔薇の三姉妹
ミッション2-3およびE-4で登場。以前は最初から僚機がついていたり、途中でハッターが救援に駆けつけてくれたりしたが、今回は1対3で撃破しなくてはならない。常に3機からの攻撃を受けることになるので、レーダーをフルに活用して、視覚外の攻撃に備えておく必要がある。
近接戦闘を仕掛けられた際は特に要注意。視界が狭くなって周囲の様子が見えなくなるだけでなく、SLCダイブの脅威もある。近接攻撃と同時に、戦闘に参加していない2機の射撃が飛んできたりすると対処の方法がない。極力、近接戦闘は行なわないようにしながら、射撃やSLCダイブのスキを確実に狙っていくようにしたい。とにかく1機撃破すれば格段に楽になるので、前ダッシュ攻撃などの大ダメージが狙える攻撃で、最初の1機は素早く撃破してしまいたい。
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装甲が厚いので、1機を撃破するだけでも苦労する。一瞬たりとも気が抜けない
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・SHBVD
ミッション5-6の最後に登場した、ギル少尉の512(gfk)E1とレドン軍曹の512(gfk)E2。以前は僚機が同行しており、また僚機が撃破されてもクリアとなったが、今回はひとりで2機を撃破しなくてはならない。
ギル少尉の512(gfk)E1は射撃だけでなく近接戦闘も積極的に仕掛けてくる。対してレドン軍曹の512(gfk)E2は、射撃で的確にダメージを狙ってくる。どちらか1機を先に狙って撃破してしまいたいが、どちらの相手をしても死角からレーザーを撃ち込まれる可能性がある。512(gfk)E1は前ダッシュRWも驚異的なダメージになるので、先にこちらの相手をすることをお勧めしておく。とにかく死角からの攻撃が非常に危険なので、できる限り2機ともが視界に入るように位置取りを考えながら戦いたい。装甲が厚く、単発の攻撃力も非常に高いので、無理な攻めで相打ちを狙うには分が悪すぎる。的確な回避と射撃が求められる難敵だ。
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相変わらず近接戦闘は冴えている。間合いに入らず、射撃でライフを削り取っていこう
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・ハッター
敵機としてはエピソード5-7で登場。カラーリングは相変わらず赤系統に変えられたままになっている。1対1での戦闘は以前と同じなので、同様の対応を取っていれば十分に戦える。
とはいえハッター機は根本的に高性能なので、油断しているとダッシュ近接攻撃で一気に大ダメージを受けてしまう。撃破されるとリトライができないので、より慎重に戦うようにしたい。特に装甲値の低いVRを使用している場合は、ハッターの近接CWで半分近くのライフを奪われることもある。ライフが半分を切った時には、迷わずリペアディスクを使っておきたい。
[入手できるダイモン・フラグメントの数]
ミッションをクリアすると入手できるダイモン・フラグメントは、ミッション選択時の「敵対勢力」の数、つまりミッションのステージ数によって入手数が変化する。
・敵対勢力が2または3の場合:1つ入手 ・敵対勢力が4の場合:1/2の確立で1つまたは2つ入手 ・敵対勢力が5の場合:2つ入手
薔薇の三姉妹、SHBVD、ハッターがボスとして登場した場合には、上記とは別のパターンが用意されている。ハッターに勝利しても手に入らない点と、彼らに敗れた場合は逆に奪われてしまう点には注意が必要だ。
・薔薇の三姉妹、SHBVDを撃破した場合:1つ入手 ・ハッターを撃破した場合:変化なし(リペアディスクを最大数取得) ・薔薇の三姉妹、SHBVD、ハッターに敗れた場合:1つ奪われる
[ダイモン関連情報を集めるためには]
ダイモン・フラグメントを7つ集めると、エピソード6は終了となる。しかしあまり早く終わってしまうと、「DATABASE」の「ダイモン関連情報」がすべて埋まらないうちにストーリーが進んでしまう。情報提供はミッションの回数に応じて行なわれるので、多くのミッションをクリアしつつ、ダイモン・フラグメントを収集しないようにすればよい。つまりすべての情報を揃えるためには、連続ミッションの通常戦を数多くクリアしながら、適当なところで撃破される必要があるのだ。
「ダイモン関連情報」のファイルは全部で12。もちろん事象崩壊要塞の構築度が上昇しすぎてクリア不能な状態に陥る危険もあるので、集め終わる頃にクリア可能な状態に持っていけるように考えておかなければならない。単純にクリアするよりも難しいが、すべての情報を集めるためにも、一度は挑戦してみてほしい。
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