【レーダーを活用した戦法】
レーダーで得られるものはあくまで情報でしかない。情報は有効に活用してこそ、実戦で意味を持つ。ここではレーダーで得られる情報を活用した戦法を紹介していく。
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レーダーはあくまで補助的なもの。全ての敵機が見えている方が安全性は高い
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・全ての敵機を視界に捉える
いきなりレーダーの活用とは矛盾する話に見えるかもしれないが、敵の行動を細かく知るためには、やはり視界に入っているほうが圧倒的に有利だ。レーダーで敵が側面や背面にいることがわかっても、敵の細かな挙動までを知ることはできない。
全ての敵の位置はレーダーでおおまかに知ることができる。であれば、全ての敵を視界に納められる位置も自ずと判断できるはずだ。複数の敵を相手にする場合は、なるべく全ての敵を見渡せる位置に移動しておくようにしたい。その方が、より有利な状態で戦闘に望めることは間違いない。
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敵機の向きにさえ注意しておけば、それほど難しい行動でもないはずだ
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・見えない角度からの攻撃をダッシュで回避する
敵VRの向きはレーダーで知ることができる。こちらを向いているときには攻撃を仕掛けてくる可能性が高いので、回避行動をとらなくてはならない。避け方は敵の向きと垂直になる方向へのダッシュが基本だ。敵を正面に捉えているときに攻撃された場合、垂直方向となる横方向へ移動することをイメージすればわかりやすいだろう。ほとんどの攻撃はこれで回避可能なので、慌てずにダッシュをしていればほぼダメージを受ける心配はない。
自機が移動すると、相対的に垂直となる角度が変化する。また敵もずっと停止しているわけではない。変化する状況にあわせて、ダッシュ方向を変えていく必要がある。たとえ見えない角度からの攻撃でも、基本的に正面にしか攻撃できないということを忘れずに、落ち着いて対処すること。
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横にいる敵との間に障害物があるので攻撃されにくい。視界に入っている情報とのミックスが重要だ
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・反撃可能なタイミングを判断する
前項で敵VRがこちらを向いているときに攻撃してくると書いたが、逆にこちらを向いていないときは、すぐに攻撃される危険性は低いと判断できる。旋回やジャンプキャンセルでこちらを捉えるにも、僅かながら時間が必要になるためだ。ダッシュ攻撃やターボ攻撃などを仕掛けてきた後に、この状態になっていることが多い。
また敵との間に障害物を挟んだ場合も安全だ。障害物を越えてくる攻撃を持っているVRを相手にする場合は別だが、こちらもすぐには攻撃される心配がない。敵が障害物を回り込もうとする動きもレーダーで見て取れるはずなので、再び隠れる方向へ移動することも可能だ。
このように安全が確保できたときは、視界に捉えている他の敵機を攻撃するチャンスだ。あまりスキの大きな攻撃を狙うと危険だが、そこは状況と相談して適当な武装を選ぶようにしよう。後ろの敵に気を取られすぎて、前面のターゲットしている敵から反撃を受けるような行動を取らないように注意したい。
また敵がレーダーの範囲から出てしまうと、敵の向きがわからなくなってしまう。遠距離でも誘導性の高い武装を持ったVRが相手の場合は、距離が開いても注意を向けておく必要がある。
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