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【バーチャロイド解説】
【Angelan WM】 エンジェラン「化鳥」

RW武装名:対偶の法杖「化鳥」

LW武装名:プレート・ディフェンダー

CW武装名:空音の竜

INFIGHT:7 SHOT(SHORT):5 SHOT(MIDDLE):6 SHOT(LONG):7 MOBILITY:6

装甲値:119

ダブルロックオン距離 CW:74 RW:79 LW:64

Angelan WM

支給条件:リペアディスクを[150]枚取得する

【VR概要】

 ポニーテールのような頭部パーツと、スカートのようなアーマーが特徴の女性型VR。CWの竜を代表とした武装で遠距離戦を得意としつつ、槍状の杖を用いての近接戦闘や、プレートを交えた近距離射撃も決して脆弱なものではない。機動性能も優秀で、非常にバランスの取れたVRに仕上がっている。

【基本戦術】

・あらゆる戦況に対応し、オールラウンドな能力を発揮させる

歩きLWをはじめ、牽制には困らない武装。敵に反撃の余裕を与えないようにしたい

 本機の武装は近接戦闘から遠距離射撃まで、どのレンジにおいても平均以上の能力を有している。特筆すべき点も特にないが、敵の不得意とする状況に持ち込めば、誰を相手にしても有利に戦うことができるだろう。ただしそのためには、プレーヤーが多くの状況に対応しうるだけの腕を持っている必要があるともいえる。お手軽なようで実は奥の深いVRだ。

 まず射撃戦では、歩きRWとLWによる牽制でプレッシャーをかけつつ、前ダッシュRWを狙えるスキを探す。距離が200程度まで離れれば、歩きCWやしゃがみCWを絡めていってもよいだろう。空中機動力も高いので、ジャンプを絡めて動きで敵をかく乱してみるのも面白い。ただし、空中ダッシュからの攻撃はそれほど強力なものがないので、そこから無理な攻めには移行しないほうがよい。牽制で押され気味だと感じたときには、近づくか引き離すかして、距離を変えていこう。

近接戦闘も十分戦える。だが近接戦闘の得意なVRと無理に戦う必要はない

 距離が離れてしまった場合も、無理に接近する必要はない。しゃがみCWやターボCWは相当な遠距離でも性能が低下しないので、敵が接近してくるまで撃ち続けておこう。LWも割と射程が長いので、遠距離からの砲撃を打ち消すためにも適度に射出しておく。

 逆に接近されて近接戦闘になった場合は、近接RWで反撃する。攻撃力の発生の早さは全VR中の近接攻撃で最高レベル。反撃にもってこいの武装と言えるだろう。ほとんどのVRとは互角以上に近接戦闘を行なえるはずだが、ダメージは小さく、装甲は薄めなので、あまり無理をすると手痛い反撃を受けないとも限らない。近接攻撃を得意とするVRを相手にする場合は、ガードリバーサル近接RWでダウンを奪って距離を取るか、高い空中機動力を生かしてジャンプで引き離すほうが安全だ。

 最初にも書いたとおり、本機の使用にはオールラウンドな能力が要求される。あらゆる状況で基本に忠実な動きを行なうよう心がけることが、本機を乗りこなす上で最も重要なポイントとなる。地味でも確実な戦法を探してみたい人は、是非とも本機に挑戦してみて欲しい。

【主要武装の紹介】

変わった見た目をしているが、狙いをつけやすく使い勝手がよい

・前ダッシュRW
ダメージ25.0% RWゲージ45%(1発分)消費

 氷の結晶のような光弾を2発射出する。射程は約600。

 旋回角度が比較的大きめで、垂直方向への補正が強いので、命中率は高い。近距離で当てればダウンを奪えるので、反撃狙いで確実に当てていきたい。ゲージ使用量はやや大きめだが、RWの回復は早いのでそれほど困ることもない。


手軽に使用できる割には、非常に強力な相殺・打ち消し能力を有している

・立ち/歩きLW
ダメージ3.8% LWゲージ70%消費

 ひし形のプレートを射出する。射程は約680。

 テムジン707SのターボCW(ソードウェーブ)すらも打ち消してしまうほど、高い相殺・打ち消し能力を持っている。誘導性は低いが弾速は速いので、牽制として優れている。敵に接近する際に予め射出しておき、その後ろを追いかけるようにすると安全に移動できる。


遠距離でも強い誘導性を持つ特殊な性能だが、見た目は更に独特な誘導弾だ

・しゃがみCW
ダメージ25.0% CWゲージ90%消費

 竜の形をした誘導弾を射出する。射程は約1,180。

 立ちCWに比べて弾速とダメージはやや低下するものの、強い誘導性と長い射程を有するようになる。射出のスキもほとんどなく、遠距離でも誘導性が持続するため、いつでも敵にプレッシャーを与えらえる。近距離では弾速の遅さが影響して使用しづらいため、距離は200以上開いた状態で使用したい。


距離を取ってから、障害物の後ろから使用、という形がベストだ

・ターボCW
ダメージ45.1% CWゲージ90%消費

 竜の形をした誘導弾を上方に射出する。射程は約900。

 1度真上に昇ってから、ターゲットしている敵めがけて降りてくる。その軌道のおかげで、障害物に影響されにくいという利点を持つ。ダメージ、射程、誘導性といずれも優秀だが、距離300以内の敵を狙うと軌道がおかしくなり、命中しない。ターボ攻撃なので射出中は硬直がある。


見た目以上に攻撃力の発生が早い。近接攻撃はこれ1つに絞って使っても構わない

・近接RW
ダメージ24.9% ゲージ不要

 杖を右から左へ振って斬りつける。距離79以内で使用可能。

 攻撃力の発生が非常に早く、ガードから連続で振り続けると、敵のガードリバーサル攻撃よりも早く次の攻撃を仕掛けられることもある。攻撃範囲はそれほど広くなく、ダメージも低めで、1回命中してもダウンを奪えないことがある。高速性だけで十分に強力だが、過信はしないように注意。


【特殊技】

積極的に使える技ではないが、見た目の派手さは一見の価値あり

・エクロージョン・モード

 しゃがみ両ターボCW(TYPE AおよびTYPE Bではターゲット切り替えボタンが両ターボに相当)を入力すると発動。背中部分から羽根が生えてくる。発動の準備行動には約2秒間の硬直がある。発動するとライフが15%減少するため、ライフが15%未満の時には使用できない。

 効果時間は15秒。発動中は機動性能が15%、防御力が10%、それぞれ上昇する。効果時間が終了すると、羽根が引っ込んでしまう。

 ライフを15%減らしてしまう割には、その効果はそれほど大きなものではない。準備行動のスキも大きいので、発動するだけでもかなりの危険を伴う。逆転を狙う類のものでもないので、どうにも使いどころに困る技と言わざるをえない。

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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年7月10日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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