・牽制に使用する武装の選び方
まず射出の硬直が短いことが前提条件となる。敵に回避させてスキを作ったところで、こちらが続けて攻撃を仕掛けられないのでは意味がない。そのため、ダッシュ攻撃やジャンプ攻撃などは牽制には向かない。逆に言えば、続けて次の攻撃に移れるならば、牽制に使用できることになる。
また牽制にはダメージ量はさほど重要ではない。敵はダメージの小さい攻撃だからといっても、気にせずに突っ込んでくることはまずない。もちろん当たったときのダメージは高い方がよいのだが、この際はあまり意識すべきことでもない。
その上で、牽制向きの武装について解説していく。
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敵の攻撃を回避しながら、いつでも攻撃できる体勢を整えておきたい
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・歩きながら射出可能
敵の攻撃を回避すると同時に、こちらの攻撃が可能な状態が望ましい。双方が撃ちあっていても、事実上は一方的に攻撃を仕掛けていることになるからだ。敵の回避を誘う前に、自分が回避行動をとってしまっては牽制の意味がない。なるべく高速に歩きながら射出できる攻撃を選びたい。
射出時に移動速度が落ちてしまう場合でも、相殺・打ち消し能力の高い武装であれば、敵の攻撃を消しながら反撃できるので安全だ。また射出時に上や左右へ迂回する攻撃の場合は、高低差や障害物を利用すれば反撃を気にせず攻撃できる。
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敵に回避行動を取らせるには、きちんと敵を狙っていなくては効果が薄い
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・誘導性が高い
敵に命中させる必要はなくとも、敵に回避させる必要はある。歩くだけで簡単に回避されてしまう攻撃では、牽制として有効に働かない。誘導性が強く、ダッシュやジャンプを使わないと回避ができない攻撃であれば、牽制としての効果は大きくなる。
逆に誘導性の低い武装の場合は、旋回で敵を正面に捉えながら射出するようにすれば性能をカバーできる。もちろん誘導性の高い攻撃でも、同じように旋回を使用すればより効果的だ。
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敵の攻撃を封じて防戦を仕向けることも、牽制における重要なポイントとなる
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・相殺や打ち消し能力が高い
敵の攻撃を相殺あるいは打ち消しできる攻撃ならば、敵の牽制を押し切って攻撃を仕掛けられる。同等以上の相殺・打ち消し能力を持った攻撃で反撃されない限りは、一方的に攻撃が可能となるからだ。敵の攻撃を無力化しながら攻撃できるので、敵も攻撃の手を止めて回避行動を取らざるをえない。
相殺・打ち消し能力が低い武装の場合は、敵の武装に注意して使用すること。敵が相殺・打ち消し能力の高い武装を持っている場合、逆に全て打ち消されてしまう可能性もある。敵がその武装を使用した直後など、ゲージが不十分なときを狙って使用すれば効果を発揮できる。
これらの条件をより多く満たす攻撃ほど、牽制に向いた攻撃といえる。しかしこれらの条件を全て満たしていなくとも、それぞれの項目で書いたように使い道はある。武装の特性を生かして、状況にうまく対応していきたい。
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