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【エピソード2】

・ハッター救出に関するステージ分岐について

 エピソード2では、エピソード1でハッターを救出できたかどうかで、ミッション内容やイベントが変化する。この詳細を解説する際、ハッターを救出できた場合を[ハッター生存ルート]、救出に失敗した場合を[ハッター死亡ルート]として表記する。また両方のルートに共通したものについては[ルート共通]と表記する。

Mission 2-1
木星 たゆたう悪夢

「敵中枢エリアへ侵入しVRを全機撃破せよ。」
成功条件:敵機体全機撃破
制限時間:290秒
敵総数:不明

・ストーリー
 捜査活動のための囮として、木星での陽動作戦を指示される。「フォース」火星艦隊の協力により木星へと転送されるが、行く先にはRNA部隊が待ち構えていた。

・ステージ分岐条件

[ハッター生存ルート]
 ハッターが僚機となって共に行動する

[ハッター死亡ルート]
 テムジン707J、ライデン512E2、VOXダン、アファームドJC、マイザーデルタの5機種からランダムで決定されたVRが僚機となる

ものすごい勢いで敵をなぎ倒していくハッター。とても捕まっていたとは思えない活躍ぶりを発揮してくれる

・攻略ポイント解説
 敵機にはアファームドJA、JCのいずれかが登場。アファームドJAはテムジン707Jに似た特性を持つが、射撃性能がやや低めになっていて、比較的隙が大きい。アファームドJCは近接戦闘に特化したVR。近接戦闘は極力避けたいが、移動速度もかなり速く、一気に距離を詰めてくる。いつでも近接攻撃をガードできるよう、注意が必要だ。

 最初の部屋には敵が1機いるが、戦わずにシャッターを破壊して進んでもかまわない。2番目の部屋も同様だが、シャッターが3方向にある。どれか1方向が正解で、他は行き止まりになっており、敵が待っている場合もある。正しい進路を進むと、敵が2機待ち構えている部屋がある。このうち1機を倒すと、さらにもう1機が追加され、それを合わせた3機全てを破壊するとステージクリアとなる。

 このミッションで初めて2対2の戦闘となるが、あまり意識せずに目の前の敵を倒すことに集中しよう。自分が相手をしていない方の敵は、僚機がきちんと片付けてくれるはずだ。


Mission 2-2
回廊 あるいは修羅の道

「指定ポイントのVRを全機撃破せよ。」
成功条件:敵機体全機撃破
制限時間:270秒
敵総数:6機

・ストーリー
 RNA部隊との戦闘が続く。陽動として、可能な限り揺さぶりをかける。

・攻略ポイント解説
 VOXダン2機、VOXダンとスペシネフ13sin、スペシネフ13sinが2機の組み合わせで、計6機の敵が登場する。ペアの2機を撃破すると、次のペアが現れるようになっている。

 スペシネフ13sinは、高速で威力の高い武装が多い。特にウイングを射出する攻撃は非常に高速で、攻撃を見てから避けるのは難しい。左右に動いて揺さぶりをかけていくのが攻守両面において効果的。装甲は薄めだが、強力な近接攻撃を備えているので、無理に接近戦に持ち込まないほうが安全だ。

 3連戦となるので、ライフの残量には注意。僚機のダメージもリペアディスクで回復可能なので、危ないときは迷わず使っていこう。


Mission 2-3
別れ 手向けの薔薇三輪

「指定ポイントにて三姉妹と接触せよ。」
成功条件:不明
制限時間:不明
敵総数:不明

・ストーリー
 フォース総司令官アンベルIVから情報を得るため、彼の配下である「薔薇の三姉妹」との接触を図る。

・ステージ分岐条件

[ハッター生存ルート]
 敵を2機撃破するか、90秒経過した時点で、ハッターが撃破されていなければイベントが発生
・ハッターが集中攻撃を受け、ライフが現在の1/3まで減少
・イベント発生前に破壊した敵機がライフ最大値の1/3を持って復活
・マイザーデルタI EV(エボラ機)のみ、ライフ最大値の1/4となる

[ハッター死亡ルート]
 敵を2機撃破するか、90秒経過した時点で、僚機が撃破されていなければイベントが発生
・イベント発生前に破壊した敵機がライフ最大値の1/3回復状態で復活

[ルート共通]
・戦闘に勝利した場合
 ダイモンフラグメントを入手し、ミッション2-5へ
・戦闘に敗北した場合
 ミッション2-4へ

近接戦はSLCダイブに加え、他方からの射撃が避けにくくなるため危険が大きい

・攻略ポイント解説
 マイザーデルタIV FB(シルビー・ファング)、マイザーデルタI EV(エボラ・バイト)、マイザーデルタI CL(ジェニファー・ポイズン)の3機が登場。成り行き上、2対3の戦闘となる。制限時間は150秒で、3機全てを撃破すると勝利となる。

 MYZRデルタIV FBは、頭部パーツが他の2機とは異なる。武装も一部異なっており、4方向に射出されるフォースビームを備えている。他の2機は通常のマイザーと武装の差はない。

 この戦闘で注意すべきことは主に2点。1機に集中していると、死角から強力なホーミング弾やレーザーを撃ち込まれることがある。なるべく全ての敵を視界に収めつつ、レーダーにも気を配って、常に敵の位置を把握する必要がある。また近距離戦では、変形して突撃するSLCダイブを多用してくる。威力、スピードともに高性能だが、近接攻撃扱いなのでガードは可能。SLCダイブの後は隙が大きいため、そこを逃さないように狙いたい。

 三姉妹に勝利するとダイモンフラグメントを手渡されるが、この時点では用途は明らかにされない。



Mission 2-4
見よ 坑道は朽ち果てて

「指定ポイントのVRを全機撃破せよ。」
成功条件:敵機体全機撃破
制限時間:270秒
敵総数:6機

・ストーリー
 ダイモンフラグメントの調査は上層部で行なわれる。当面はこのまま前進を続けることとなる。

・分岐条件

[ルート共通]
 ミッション2-3で勝利した場合は、このミッションはスキップされる。

[ハッター生存ルート]
 ハッター機が戦線離脱。代わりとして、テムジン707J、ライデン512E2、VOXダン、アファームドJC、マイザーデルタの5機種からランダムで決定されたVRが僚機となる

[ハッター死亡ルート]
 戦闘開始直後にハッターが登場。以後、僚機として同行する

・攻略
 敵機はアファームドTFが4機、ライデン512E2が2機で、計6機の敵が登場する。アファームドTFは強力な実弾兵器を備えたVRで、特にダッシュからの射撃武器は強い破壊力を持っている。機動性能は低く、また武器の弾速も遅いので、確実に攻撃を避けるようにすれば怖い相手ではない。ライデン512E2は何と言ってもレーザーが強力。完全な直線軌道だがかなり高速で、当たると大ダメージを受けてしまう。特に死角からの攻撃には要注意。装甲も厚いので長期戦になりやすいが、集中力を切らさずに戦いたい。

 敵を1機倒すと、すぐに新たな敵が補充される。ライフに注意しつつ、次の敵を確認しておくこと。


Mission 2-5
死闘 そして、その先に

「RNAの拠点を占拠せよ。」
成功条件:最終エリア到達と、敵VR全機撃破
制限時間:エリアごとに指示
敵総数:不明

・ストーリー
 抵抗を続けるRNAに対し、拠点への強行突撃を図り、これを占拠する。

・ステージ分岐条件

[ハッター生存ルート]
・ミッション2-3で勝利している場合
 ハッター機が戦線離脱。代わりとして、テムジン707J、ライデン512E2、VOXダン、アファームドJC、マイザーデルタの5機種からランダムで決定されたVRが僚機となる
・ミッション2-3で敗北している場合
 ミッション2-4で決定した僚機が継続して登場

[ハッター死亡ルート]
・ミッション2-3で勝利している場合
 ミッション2-1で決定した僚機が継続して登場
・ミッション2-3で敗北している場合
 僚機が戦線離脱。僚機なしで戦闘が開始されるが、直後にハッターが登場。そのまま僚機となって戦闘が再開される

敵の砲台からの攻撃は、距離を取れば回避が楽になる

・攻略ポイント解説
 5つに分けられたエリアで戦闘を行なう。エリアごとにライフは完全回復する。

それぞれのエリアの制限時間は、無制限、120秒、90秒、120秒、無制限。敵機には、アファームドJC、JA、TF、TD、マイザーデルタがランダムで登場。各エリアにはそれぞれ2機ずつ、最終エリアのみ2機が2セットの4機が登場する。

 アファームドTDは両肩のミサイルと右手のライフルという、射撃面でバランスの取れたVR。大ダメージを狙える武装こそ無いものの、死角から狙われるとかなり厄介だろう。なるべく近距離で焦らず確実に仕留めたい。マイザーデルタは三姉妹のエボラ機やジェニファー機とほぼ同等の武装になっている。近距離ではSLCダイブ、遠距離ではホーミングビームと、距離に関係なく強力な攻撃を仕掛けてくる。しかし装甲が薄いので、攻撃のスキを逃さずに反撃すれば、素早く倒すことも可能だ。

 最初のエリアには自軍の砲台があり、最終エリアは敵軍の砲台がある。また最終エリアのみ連戦となるので、砲台からの攻撃と残りのライフに注意して戦うこと。


Mission 2-6
邂逅 すべては幻の

「Jクリスタルエリアにて観測活動をおこなえ。」
成功条件:不明
制限時間:不明
敵総数:不明

 ・ストーリー

 Jクリスタルエリアに侵入し、観測データを持ち帰る。戦闘結晶体が実体化する可能性が高いが……。

・攻略ポイント解説

 アジム&ゲランが登場。制限時間は無制限。ターゲットは2体だが、ライフは共通で1つになっており、どちらを攻撃しても構わない。通常時の防御力は非常に高いが、2体が合体して結晶状態になっている時のみ、効果的にダメージを与えることができる。

 分離時の攻撃は主に3パターン。小結晶は誘導性能が高く、ダッシュでは回避が難しい。またこの攻撃を受けると、移動力が低下し、さらに回避が困難になる。目の前まで引き付けてジャンプとジャンプキャンセルで回避するのが最も無難な回避方法だろう。1発食らってしまっても慌てずジャンプを続けて回避すること。焦ってダッシュしてしまうと、連続でダメージを受ける危険性がある。

引きつけてジャンプキャンセル。この回避方法は多くの場面で応用が利く

 次に丸弾による攻撃は、小結晶とは逆でジャンプによる回避が難しい。横方向へのホーミング性能は低いので、ダッシュあるいは歩きで難なく回避が可能だ。

 大結晶は高速な直線軌道に見えるが、意外とホーミング性能が高い。なるべく引き付けてから真横にダッシュすれば回避できるが、移動速度の遅いVRではそれも難しい。障害物に当たると消えるので、段差の影に隠れてやり過ごすのが一番安全な手だろう。ちなみにこの攻撃を受けると、全ての武装が一時的に使用不能となる。

障害物に隠れてやり過ごす。この時に攻撃してもダメージは微少なので無理は禁物

 また敵機のライフが半分未満になっている時は、攻撃パターンが変化する。小結晶の数が増えたり、同時に直線レーザーを混ぜてくることがある。視界の外へと射出される小結晶には要注意。こちらを狙っていないように見えて、強力な誘導性能によってほぼ真横から飛んでくる。それでも基本的な回避方法には変わりないので、落ち着いて回避すればやり過ごすことができるだろう。

拡散レーザーは正体がわかれば回避は簡単。逆に攻撃のチャンスにもなる

 合体時の攻撃は、全方位のレーザーと、自機への拡散レーザーの2種類。全方位レーザーは高さが一定で、ほとんどの場所では頭上を通り抜けていく。当然ながらジャンプをすれば当たることもあり、またステージ端では直撃するコースもあるので、その点のみ注意したい。自機に向けて放たれる拡散レーザーは、自機を狙ったレーザーが1本放たれた後、それを中心として時計回りに連続でレーザーが射出される。初弾のレーザーはジャンプで回避できるが、そのままジャンプしていると今度は頭上のレーザーを受けてしまう可能性がある。かと言って急いでジャンプキャンセルをしてしまうと。レーザーの終わり際を踏んでしまう危険もある。最も確実な回避方法は、右方向へ歩くことだ。これも急いでダッシュしたりすると、時計回りに放たれたレーザーを食らってしまうので、あえて歩きで回避することがポイント。左方向に歩いても回避できるが、最初のレーザーと時計回りのレーザーに挟まれる形になるのでやや危険。

合体攻撃後の一瞬の間が最大の狙い目。ターボ系の攻撃も加えてダメージを稼ごう

 分離時と同様、敵機のライフが半分未満になっていると攻撃パターンが変化する。こちらは完全に攻撃内容が変わる。ステージ全域に太いレーザーが反射し、一見、画面全体がレーザーで埋め尽くされたようになる。この攻撃は、最初は合体後の結晶本体と、四隅の光柱とをレーザーが行き来しているだけで、それ以外の場所には攻撃は来ない。しかし、しばらくすると自機めがけて複数の方向からレーザーが飛んでくる。中央と四隅のいずれかから放たれるのだが、同時に複数の方向から放たれる可能性も高い。これらを全て回避することは困難だが、レーザー自体は自機への直線軌道を取るだけで、ホーミング性能はない。とにかく少しずつ位置を変えつつ、見える範囲の攻撃をかわすしかない。

 攻撃の狙いどころは、合体直後と、分離直前になるだろう。いずれも敵の攻撃が一瞬止まるので、ここでターボ攻撃などの強力な攻撃を叩き込むこと。合体中にもダメージを狙いたいところだが、足を止めてしまうとダメージを受けるだけでなく、ダウンして攻撃の機会を失ってしまう。歩きながら撃てる攻撃で、少しずつダメージを与える程度で我慢するのがベター。またリスクは高いが、接近してアッパー近接や小ジャンプ近接などでもダメージを与えることができる。分離直前を狙って接近し、大ダメージを叩き込むことも可能だ。効果的な遠距離攻撃を持たないVRを使用している場合、この作戦を取るのも有効な手段となるだろう。


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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年6月10日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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