発売元 ゲームオン
ゲームオンのMMORPG「眠らない大陸クロノス」が本日15時より予定どおりオープンβテストを開始した。さっそく参加してみたのでインプレッションをお伝えする。
クライアントはクローズドテストのバージョンと同じで、アップデートの必要もなし。現時点ではゲーム内容自体はまったく同じようだ。ゲームサーバーも変わらず4台体制。第1サーバーを選択してみたが、オープン開始直後にも関わらず、ログイン手続きはスムーズですんなり世界に降り立つことができた。
参加者数が少ないためかと思ったらそうでもなく、スタート地点のクロノス城には多くの人で賑わっている。キャラクタはクローズドテストから引き継げるため、中にはあからさまに高レベルのキャラクタもいるが、ほとんどは着の身着のままでナイフ1本だけ持ったレベル1キャラクタだ。このスムーズなログインに関しては、サーバーがよほどしっかりした構成なのか、本日正午よりスタートしたテストサーバーに接続しているユーザーが予想以上に多いためかも知れない。
さて、クロノス城に降りたって最初に驚いたのは、サポーターの存在。最初は関係者かと思ったら一般ユーザーのボランティアで、しきりに街頭で声をかけては主要設備の位置を教えてくれたり、簡単な質問に答えてくれたり、ポーションやお金(クロ)をくれたりする。いずれにしても公式サイトを見ればすぐわかる内容だったり、10分ほど雑魚キャラを倒せば得られるアイテムだったりするが、MMORPGにおいて序盤の援助ほどありがたいものはない。初心者サポートで成功を収めた「ウルティマオンライン」のそれにも似たうまい試みだ。
インターフェイスは、昨日の記事でも触れたように、「Diablo」に近い内容になっており、もともとシンプルなのに加え、Hキーでいつでもポップアップヘルプが呼び出せるため、特に迷うケースはないだろう。余談だが、木箱や柵程度の障害はそのまま乗り越えることができる。細かいことだが、意外と快感がある。
城外に出ると、敵が複数で固まって待ちかまえている。今日に限っては敵よりプレーヤーキャラの数の方が圧倒的に多かったりするが、クロノス城近辺のモンスターは召喚によって生み出されたものという設定になっているため、比較的再ポップするのが早く、序盤のレベル上げにそれほど苦労することはない。むしろ安全に狩るためには現状ぐらいがちょうど良いかも知れない。
城の周囲には、複数の洞窟や神殿が用意されており、パーティープレイも楽しめる。ただ、視点をぐりぐり回せる割には、小マップに表示可能な範囲が狭く、序盤のうちは迷子になりやすい。方向音痴な人は野外に出る前に地図を買っておくといいだろう。
現時点ではまだやれることには限りがあるが、すでにお伝えしたように6月中に2度に渡って行なわれるアップデートで、新エリア、新クエスト、新スキルなどの実装が予定されている。この準備期間にじっくり準備を整えておきたいところだ。
(C)2003 Lizard Interactive Co., Ltd. All Rights Riserved
(C)2002 GameOn Co., Ltd.
ダウンロードはこちら(ゲームオン)