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【システム解説】
【ゲーム概要】

・ロボットアクションの名作がプレイステーション 2に登場

 '95年に第1作がアーケードで登場して以来、3Dフィールドを駆け回る高速機動戦闘と、カトキハジメ氏によるメカデザインなどが好評を博し、対戦型ロボットアクションゲームとして確固たる地位を築いてきた「電脳戦機バーチャロン」シリーズ。本作品は対戦をベースに作られてきたシリーズの中にあって、初めてシングルプレイに重点を置いた、完全なオリジナル作品となっている。

 また、コンシューマプラットフォームにおけるシリーズ初の「セガ以外のハードウェアで動作する」作品となる。「バーチャロン」の歴史に新たな1ページを刻むであろう、異色かつ挑戦的な作品である。

・「電脳戦機バーチャロン マーズ」のゲームモードについて

 本作品には、3つのゲームモードが用意されている。

旧作では考えられないような戦闘が次々に。熟練者も油断できない?

 「ドラマチックモード」は、いわゆるストーリーモード。プレイヤーは「MARZ」部隊の1パイロットとなり、数々の指令をこなしながら、敵対する組織の謎を暴いていく。シリーズの新作として、新たな展開を楽しめるのはもちろん、過去のバーチャロン・シリーズと同じ世界でストーリーが展開していくので、旧作では語られなかった舞台設定も詳しく知ることができる。1作目からプレイしているような長年のファンには特に嬉しい内容だろう。


ステージ構成は「フォース」と異なる。意外なところで思いもよらない敵が……

 「チャレンジモード」は、現在もアーケードで稼動中の「電脳戦機バーチャロン フォース」のシングルプレイをベースにした、ステージクリア型のゲームモード。基本的に2対2(ただしプレーヤーは1人のみで、僚機はAIが担当)で進行し、区切りとなるステージではボス級の敵キャラクタが登場する。旧作でもお馴染みなスタイルのゲームモードである。


2人対戦は画面分割。1対1で対戦も良し、AI相手に共闘も良し

 「バーサスモード」は文字通り、対戦用のゲームモード。「電脳戦機バーチャロン フォース」の対戦モードをベースに作られている。チャレンジモードと同じく2対2での対戦が基本だが、1対1や1対2というイレギュラーな設定にも出来る。シングルプレイはもちろん、2人プレイによる対戦・協力プレイも可能(残りのキャラクタはAIによる操作)。2人プレイの際には左右に画面分割される。また、すべてのキャラクタの操作をAIに設定することで、観戦モードにすることも可能。独特のカメラワークによるライブ映像でAI同士の対戦を観戦できる。


普段見られない角度からも観賞できる。心ゆくまで眺めるべし

 これら3つのゲームモードの他に、本作品で登場するロボット「バーチャロイド」(以下VR)のリストを見るための、「VRコレクション」というモードがある。この中にはVRを好きな方向から見ることのできるビューワーモードも搭載されており、細部まで作りこまれたVRを隅々まで観賞可能だ。

 

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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年5月30日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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