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【バーチャロイド解説】
【TEMJIN 707S】 テムジン707S

RW武装名:スライプナー Mk4 ニュートラル・ランチャー

LW武装名:パワーボム Mk3

CW武装名:スライプナー Mk4 ブリッツ・セイバー

INFIGHT:7 SHOT(SHORT):6 SHOT(MIDDLE):5 SHOT(LONG):4 MOBILITY:6

装甲値:100(基本値)

ダブルロックオン距離 CW:94 RW:74 LW:79 

TEMJIN 707S

支給条件:ゲームスタート時から使用可能

【VR概要】

 ドラマチックモードで最初から使える標準機体。強力な前ダッシュ攻撃と、広範囲の近接攻撃を持ち、近距離戦では安定した性能を発揮する。移動性能も平均以上で動きにクセがないので、初心者から上級者まで、安心して使えるVRになっている。ただし装甲は意外と薄いので注意が必要だ。

【基本戦術】

・ガンガン攻めるか、じっくり粘るか?

 テムジン707Sの使い方は主に2通り。相手に攻撃の暇を与えないほど攻め立てるか、距離を保って相手の隙をうかがいながら、狙い澄ました一撃を加えるかだ。どちらが強力という事はなく、敵VRや地形などの条件に左右される。状況に合わせて使い分けることが望ましい。

とにかく押しの一手。序盤はこれだけでも十分に戦える

 まず攻め立てる場合。攻めの中心となる武器は、前ダッシュRWと近接LWだ。相手に攻撃を仕掛ける余裕があるときには、どんどん突っ込んで前ダッシュRWを撃ち込んでいこう。もちろん相手の攻撃を正面から食らってはいけないので、横から前などのバーティカルターンを多用することになる。または正面の攻撃をCWあるいはLWで防いでおいて、そのまま正面に突っ込むという攻め方もある。RWのチャージ時間稼ぎにもなるので、攻めの組み立てが楽になる。

 ダブルロックオン距離に入ったときは、近接LWを狙いたい。攻撃範囲が広く、発生もそこそこに早いので、ダッシュで逃げようとする敵を斬れることもある。ガードされてもあわてずに、こちらもガードして再反撃するか、ダッシュで距離を取って再び射撃戦に持ち込むか、状況に合わせて選んでいこう。

 前ダッシュRWをダッシュで回避された時、敵との距離が離れてしまうことがある。接近してこそ効果を発揮する戦法なので、距離が開きすぎないように意識して戦いたい。


ボスクラスの敵や対戦においてはこちらのスタイルが基本。狙い所を見極めよう

 じっくりと攻め入る場合は、逆にダッシュ攻撃を控えることが基本となる。歩きながらのRWやCWで牽制しながら、横や斜め前ダッシュで位置を変え、敵がスキを見せるのを待つ。敵が無理な攻撃を仕掛けてきたり、ジャンプで回避した時を狙って、前ダッシュRWを当てに行こう。

 相手が接近してきた時は、無理に近接戦闘に付き合わず、なるべく距離を保つようにしておく。敵の近接攻撃をダッシュなどで回避した時も、射撃のチャンスになるからだ。もちろん近接攻撃を仕掛けても構わない。両方を織り交ぜて戦えば、ダッシュ攻撃もより効果的になるだろう。

 とにかく焦って攻め込まないことが肝心。牽制攻撃はダメージが小さいとはいえ、きちんと狙っていけば敵のライフを削り取っていくことができる。ただし時間制限のあるミッションの場合は、のんびりしているとミッション失敗となってしまう。少々無理をしてでも、前述のような強気の攻めへ戦法を切り替えていこう。

【主要武装の紹介】

近距離であれば、1発当てればダウンを奪える

・前ダッシュRW
ダメージ28.2% RWチャージ40%(1発分)消費

 高速で大きな光弾を2発発射する。射程は約1,200。

 射程はほぼ無限遠と言ってもよいが、射出後はほとんど直線軌道で飛んでいくため、遠くの敵を狙うには不向き。接近して一撃離脱、という使い方が基本となる。敵のダッシュ攻撃やジャンプのスキを狙ったり、敵の中に切り込んでいく際にとても重宝する。連続で使おうとすると、RWのチャージ不足で2発目が出ない。


自機や僚機には干渉しない。攻めの起点としても使える

・立ち/歩きLW
ダメージ0.6% LWゲージ70%消費

 ボムを前方に投げる。地面に落ちた時(距離約150)、または敵がボムに近づいた時(直撃する前に爆発する)に爆発して、球状の爆風を発生させる。

 ダメージを期待する武器ではなく、敵の攻撃を打ち消すことが主な用途となる。効果時間は2秒程度と長くはないが、敵との間に壁を作ることができるので、牽制の合間に入れておくと戦いの組み立てが楽になる。


牽制や攻撃のつなぎが主体とはいえ、数を重ねればダメージ量も無視できない

・立ち/歩きCW
ダメージ3.4% CWゲージ70%消費

 ソードを振り、ウェーブを射出する。射程は約400。

 ダメージは小さいが、高速で当たり判定が広く、攻撃後のスキもほとんど無い。相殺・打ち消し能力も高いので、牽制用として優れている。距離200以内では特に命中率が高く、攻めの起点として絶大な効果を発揮する。


確実に当てるつもりで使用すること。外したときは反撃を覚悟

・ターボCW
ダメージ21.0% CWゲージ100%消費

 ソードを大きく振りかぶり、ウェーブを射出する。射程は少し伸びて約500。

 見た目は立ちCWとほぼ同じだが、ダメージと打ち消し能力が大幅にアップしており、多くの攻撃を打ち消しながら敵に飛んでいく。垂直方向への誘導性も高くなっているので、ジャンプ中の敵を狙うのにも適している。ただし、左右方向への誘導性が低いためにダッシュで回避されやすく、射出後の硬直も長いというリスクもある。反撃のことを考えると、立ちCWとは逆に200以上の距離を開けてからの使用が安全だ。


高性能だが、頼り切るのは危険。常にガードを意識しておこう

・近接LW
ダメージ31.9% ゲージ不要

 右から左へソードを振り抜く。距離79以内で使用可能。

 左右の攻撃範囲が広く、比較的攻撃力の発生が早いので使いやすい。ジャンプで逃げた敵には当たらないので、その後はきちんとガードや回避を行なうこと。


【特殊技】

僅かに誘導性能があるが、期待するほどでもない。一発逆転用か?

・ブルー・スライダー ver.707m
ダメージ50.0% 全ゲージ100%時のみ使用可能、全ゲージ100%消費

 空中前ダッシュ中に両トリガーで発動。射程は約450。変形したスライプナーに乗り、波乗りをするようなモーションで敵に突撃する。近接攻撃判定なので、ガードが可能。障害物にぶつかると止まる。

 距離100から200の間くらいで使うと、一気に距離を詰められるので当てやすい。ダメージも大きいので狙っていきたいところだが、デメリットも多い。誘導性能が低く、ほぼ直線軌道で敵に向かっていくため、横ダッシュで回避されやすい。避けられた場合のスキも大きく、全てのゲージが100%使用されるので、対処が非常に難しい。

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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年5月30日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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