発売元 アイドス・インタラクティブ
アイドス・インタラクティブが5月22日に発売を予定している3Dリアルタイムストラテジー「プレトリアン ガリア戦記」の体験版。本日、ついに公式サイトがオープンし、最新情報がドッと公開された。さっそく体験版の内容を紹介していこう。
「プレトリアン ガリア戦記」は、ユリウス・カエサルの時代の古代ローマ帝国の興亡を描いた3Dリアルタイムストラテジー。開発は「Commandos」シリーズで知られるスペインのデベロッパーPyro Studiosで、そのこだわりの内容には海外でも高い評価を得ている。
この体験版は昨年12月に欧米で公開された「Praetorians」のMultiplayer Demoを日本語化したもの。Playable Demoとしては2本目で、1本目に収録されていたチュートリアルステージを含むキャンペーンモードはプレイできない。この体験版でプレイできるのはCPUを相手にマルチプレイマップで対戦が楽しめるスカーミッシュモードと、TCP/IPを使ったマルチプレイ、そして汎用マッチングサーバーであるGameSpyを使ったマルチプレイの3モードだ。
マップは1枚のみだが、3つの陣営とも選択可能で、最大参加人数はスカーミッシュでは4人まで、GameSpy等のオンライン対戦では8人まで対応しており、体験版ながらいきなりバリエーションたっぷりのマルチプレイを楽しむことができる。
スカーミッシュの場合、CPUの難易度を設定し、陣営を定めることになるが、3度ほど遊んでみた限りでは、AIはかなり優秀な印象で、難易度にかかわらず真綿で首を絞めるような着実かつイヤらしい戦術で攻めてくる。万全の布陣で臨んだつもりが、戦場から一瞬目を離した隙に、全軍総崩れの状態となり、そのまま負けてしまうなど、他のRTSでありえないことが頻繁に起こり、おもしろくてたまらない。
そうしたおもしろさを生み出しているのは、個性的なゲームシステムにあるが、今回の体験版ではチュートリアルステージが盛り込まれていないため、とっかかりが掴みにくいかもしれない。お勧めなのはスカーミッシュモードで、CPUをパートナーにしてチーム戦をプレイする方法。CPUの動きは実に手際が良く、パートナーの動きを見ているだけで、だいたいの進め方が理解できるはずだ。
Praetorians (C) Pyro Studios S.L. 2003. Published by Eidos Interactive Limited 2003. Praetorians is a trademark of Pyro Studios 99 S.L. Eidos, Eidos Interactive and the Eidos Interactive logo are trademarks of the Eidos Group of companies. All Rights Reserved.
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