■ ラファエルのステップアヴァン()について
ステップアヴァンは上段スカし性能のある特殊移動だが、特殊移動中は相手の上段、中段攻撃(突き属性のみ)に対して攻撃をかわしつつ、自動反撃を行なうという独自の特性がある。移動+自動反撃という性能はほかにない魅力なのだが、いかんせん使いどころが難しい。今回はそのメカニズムと具体的使用例をまとめてみよう。
○自動反撃のメカニズム
ステップアヴァンからの自動反撃は、相手の攻撃発生から硬直時間までの間にコマンドを入力することで、コマンド入力後3フレーム目に自動反撃が発生する仕組みになっている。だが、例外も存在し、相手と接近時に攻撃をしゃがんでかわし、技後の硬直時にステップアヴァンのコマンドを入力した場合は方向にレバーが入った直後に自動反撃が発動する。
縦攻撃に関しては、イベイド後や8Way-Runで攻撃をかわした後に、ステップアヴァンを繰り出すことにより、相手の硬直中に自動反撃が発動する。だが、自動反撃が確定ヒットする場面は少ない(ガードまたはインパクトで返されてしまう)。また相手との距離が一定以上離れている場合は、自動反撃は発動せずステップのみで終わってしまうという自動反撃技ならではの制限もある。
対戦時の攻防例としてナイトメアのニーキックラッシュ1発止めからの攻防を動画にまとめてみた。ステップアヴァンを出してみたが、自動反撃が発生しない時は、即座にドレッドバレルへシフトしてみるのもいいだろう。 この技は、確定する状況はコマンド入力のタイミング次第というところがあり、確実な使いどころは難しいといえるが、研究して損はない技といえるだろう。
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