開発/発売元 Ubi Soft Entertainment
Ubi Softの人気アクションアドベンチャーシリーズ最新作「Rayman 3」のPlayable Demo。現在Ubi Softは、パブリッシャーとしての活動がメインとなっているが、同作はもともとエデュテイメント路線で事業を拡大していった同社オリジナルの自社開発作品だ。
主人公のRaymanは、見てのとおりカートゥーンの世界から飛び出てきたような奇抜な容姿をしており、世界観やシナリオもどちらかというと子供向きの内容に仕上がっている。もちろん日本の子供ではなく、欧米の子供に受けるようなタッチ。「Rayman 3」は、PC、PS2、Xboxなどマルチプラットフォームで展開しているが、日本語版が登場する可能性は低そうだ。
とはいえゲーム内容は実に手堅いつくりで、ヨーロッパ版「ゼルダの伝説」といっても良さそうな、ほどよい難易度の謎解きが全編に渡って散りばめられた、万人向けのアクションアドベンチャーになっている。複数のキーを駆使してのアクションなどもあり、途中で飽きることなくぐいぐい物語に引き込まれてしまう。
Demoでは、チュートリアル「Dangerous Games」を含む、3つのステージがプレイできる。インターフェイスはマウス+キーボードが推奨されているが、お勧めはゲームパッド。
アナログスティックがなくても、比較的スムーズに視点変更が行なえるし、なにより敵と戦う際に必須のテクニックとなるターゲットロックしてからのアクションが楽だ。
ゲームにはジャンプや攻撃だけでなく、ターゲットロックして平行移動するとか、正面の障害を迂回して攻撃するとか、鎖を投げて飛び移るとか、さまざまなアクションが用意されている。ジャンプがやけにふんわりとしていて着地地点がわかりにくいことを除けば、操作感はおしなべて良好で、Raymanを操作する楽しさがある。グラフィックはPS2ベースだが、世界観相応のカラフルかつ可愛らしい印象で悪くない。アクション好きなら試してみて損はない作品だ。
(C) 2002 Ubi Soft Entertainment. The logo and character of Rayman are trademarks of Ubi Soft Entertainment.All Rights Reserved
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