■ 「ルナティック テジャス」の検証
アイヴィーのルナティック テジャス(メタエレム・テジャス中)は、技後にタイミングよくボタンを押すことで2種類の追加攻撃が発生する。メタエレム・テジャス中..(バージョンAと呼称する)とメタエレム・テジャス中....(バージョンB)である。
バージョンAの入力は非常に簡単で、入力後16~22フレーム目にを押すことで二段目が発動し、36~40フレーム目にを押すことで三段目が発動する。
バージョンAの入力は簡単
これに対し、バージョンBはボタンを押すタイミングで技がいくつにも変化してしまい、最終段階のガードブレイク能力を持つ五段目の攻撃まで出し切ることが難しい。それはなぜなのだろうか?
バージョンBには、実は4つの攻撃ごとの入力タイミングにからくりがある。一見同じ攻撃を出しているように見えるが、トレーニングモードなどで確認してもらうとわかるのだが、入力に失敗すると見た目は同じでもダメージが異なった技にシフトしてしまうのである。まずは表にしてみたので、確認してもらいたい。フレームは初段(メタエレム・テジャス)入力後(青字はHIT)を表し、グレーの部分が失敗入力である。
【ルナティック テジャス(バージョンB)の入力タイミング】
|
二段目
|
三段目失敗
|
三段目
|
四段目失敗
|
四段目
|
五段目失敗
|
五段目
|
フレーム
|
16-(17)-19
|
20-34
|
(35)-38
|
39-40
|
41-52
|
(53)-55
|
56
|
57-69
|
(70)
|
入力受付
|
|
or
|
|
-
|
or
|
|
-
|
or
|
|
状態
|
|
バージョンAへシフト
|
|
何も受け付けない
|
三段目の技ダメージが28となり終了
|
|
何も受け付けない
|
四段目の技ダメージが14となり終了
|
|
メタエレム・テジャス中入力後、16~19フレーム目までにを入力することで二段目が発動するのだが、二段目がヒットするまでの20~34フレーム目までにまたはを押してしまうと、そこからバージョンAにシフトしてしまう。
二段目がヒットするのは35フレーム目。そこから38フレーム目までが、三段目の入力受け付け時間となるが、三段目がヒットする53フレーム目までに(41~52フレーム)またはを押してしまうと、三段目はダメージ28の攻撃が発動し連続攻撃は終了してしまう。
四段目の入力受け付け時間が53~55フレーム目。4段目がヒットするのが70フレーム目となり、この直前の57~69フレーム目までにまたはボタンを押してしまうと、四段目にダメージ14の技が発動して連続攻撃は終了となる。
最後となる五段目の攻撃は、四段目のヒットフレームと同様の70フレーム目のみの入力を受け付けている。なお、各入力に関して、レバー入力は受け付け時間外から入力を開始しても問題はない(例えば、二段目のレバー入力を15フレーム以前に開始してもOK)。ボタン入力時にレバーとボタンを同時に入力することが重要なのだ。
左は三段目がダメージ28で終了、右は四段目がダメージ14で終了
ラストはガードブレイク能力を持つ技になる五段目
【下の画像をクリックすると動画を見ることができます】 |
| 今回の動画では、ルナティック テジャスバージョンA、四段目失敗、五段目失敗、バージョンBの順にトレーニングモードで収録した。 |
|