開発/発売元 ネクソンジャパン
数ある韓国メーカーの中でもいち早く日本進出を果たしたネクソンのMMORPG最新作「アスガルド」の最新βクライアント。12日の17時よりVer.0.5対応のサーバーが正式オープンし、数回のサーバーメンテナンスを実施していまに至っている。現在はβテスト期間中なので、簡単な登録のみで無料でプレイできる。気軽に試してみるといいだろう。
「アスガルド」は、光と闇の世界が融合したマイソシア大陸を舞台にしたファンタジーMMORPG。児童向けファンタジーのような全体的に丸っこいデザインとカラッとした色彩による親しみやすい世界観が最大の特徴。
ゲームデザインは、オーソドックスな2D見下ろし型のMMORPGとなっているが、装備品を変えるたびにキャラクタの見た目が細かく変わったり、感情表現、風船エモーションの要素など、マイキャラの魅力を表現する手段が抱負に用意されている。近年のMMORPGでは、キャラクタの個性化に重きが置かれるようになっており、その意味では「アスガルド」は大きな魅力を備えた新作MMORPGといえる。
また、初心者サポートも充実している点も見逃せない。まず操作についてはF1キーで呼び出せるヘルプ機能が充実しており、まったくの初心者でもすぐマスターできるだろう。ちなみにVer.0.5で新しく追加された要素については2ページ目に詳述されている。Ver.0.2からのユーザーも改めてチェックしておくといいだろう。
そして初級プレーヤーに対して当面の目的と装備品を買うためのお金をもたらしてくれる初心者クエストの存在もありがたい。初心者クエストは、街の出口そばにいるピンキオ(太ったカラス?)に話しかけることで受けられる。レベル1では「2時間以内にモスまたはポンを15匹倒せ」という内容で、達成すると300GPと100の経験値、回復薬ヘルリラが貰える。これは10回までチャレンジできるので、獲得したお金でひととおりの装備品を整えることができる。こうした初心者サポートシステムは、率直にいってまだまだ韓国産MMORPGに一日の長があるという気がする。
さて、Ver.0.5はまだ始まったばかりで、サーバー、クライアントともまだやや不安定な印象があるが、早くもサーバーには数多くのユーザーがアクセスし、特に序盤の街や狩り場は多くの人で賑わっている。情報交換やパーティーの募集も頻繁に行なわれており、Ver.0.2の頃に比べるとだいぶMMORPGらしくなってきた。同作に関してはまさにいまが「始めどき」といった印象だ。
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