石井ぜんじの「GGXX」ゲーセン放浪記'

ライター 石井ぜんじ(3?歳 男)
もはや40に届く勢いのオヤジゲーマー。ゲーム歴は「スペースパニック」以来約20年。最近は「ムサピィのチョコマーカー」や「WCCF」にはまっている。「イグゼクス」になってからのぶっぱなしはOKだが、ジョニーの発展性のなさにはちょっとがっかり。そのぶん別のキャラで頑張ろうと思っている今日この頃。


 このところ雨の日が続き、そろそろ涼しくなってきました。夏休みが終わり、ゲームセンターも人の出入りが激しくなってきたところです。夏休みに盛り上がったゲーセンは少し客が引き、学校の近くのターミナル駅の店はかえって客が増えたことでしょう。学校が始まると知り合い同士で情報交換する機会が増えます。もっとも最近は、ゲーセンから若い学生プレーヤー層が少なくなっているのが残念ですが……。

 さて、今回は対戦慣れしたプレーヤーと、そうでない初心者とのちょっとした違いについて触れてみたいと思います。「ギルティギア イグゼクス」に限らず、いろいろな対戦ゲームに共通する話です。

純粋な初心者と対戦慣れしたプレーヤーとの違いとは?
 街で対戦をしていると、いろいろなタイプの人と出会います。自分がよく行くゲーセンでは、対戦格闘ゲームの初心者もいれば、毎日のように対戦をやりにきているマニアもいます。「ギルテイギア イグゼクス」の客層も非常にバラエティに富んでいて、混沌とした状況になっています。そんな中で対戦を見ていると、知識として同程度のように思えるのに、対戦結果では大きな差がついてしまう試合をときおり見かけます。

 このような勝負強さの違いは、多分に性格的なものもあるでしょう。世の中には対人戦に向いている人と、ひとりプレイに向いている人の2種類がいると私は思っています(ちなみに自分は後者)。また、「ギルティギア イグゼクス」をさほどやりこんでいなくても、他の2D対戦格闘を極めていれば勝負強さに大きな違いが出てきます。慣れているプレーヤーは戦いのポイントを見極めるのが早いので、短期間でもある程度の戦力を整えることができるのです。

 対戦慣れしている人は、効果的な攻めのパターンと守りのポイントになる技をいち早くチェックします。どんな連携で固めていったらよいのか、どんな技で迎撃するのか、重要なポイントを先に確認するのです。「ギルティギア イグゼクス」は特異なシステムをいくつも持っていますが、基本的には2D対戦格闘の枠からはずれるものではありません。たとえば「対空技に無敵必殺技やジャンプ攻撃を使う」という感覚は、2D対戦格闘の元祖「ストリートファイターII」の時代から存在していました。2D対戦格闘をどれでも深くやっていれば、多少の応用は利くわけです。

 対戦慣れしている人は、その攻守のポイントとなる技を最大限に活かします。ここが純粋な初心者との大きな違いになってきます。初心者だと知識はあっても確信がないため、迷っていろいろな技を出し、自ら墓穴を掘ることがよくあります。しかし対戦慣れしている人はポイントだけ押さえてシンプルに戦うため、流れるような動きになります。余計なことに気をとられないので相手の動きがよく見え、反応が機敏になるわけです。

 2D対戦格闘では知識をいろいろ持っていても、素早く身体が動いてくれないと後手を踏んでしまいます。判断の正確さよりもスピードの方が求められることもあるのです。また、判断の正確さとスピードを高めるためには、余計なことをせずに戦いを単純化してしまったほうがよい場合もあります。対戦慣れした相手はたとえ知識不足でも、このような形で自分の土俵に相手を引きずり込んでくるので侮れないのです。


 「ギルティギア イグゼクス」を始めたばかりのプレーヤーでは、こんな理由から対戦慣れした相手と戦うのはなかなか大変です。しかし、上達するにはやはり実戦を積むのが一番。臆せず立ち向かいましょう。壁にぶつかった場合はうまい人のプレイを見て考えたり、上手なプレーヤーと知りあいになって話してみるといいでしょう。あまりうま過ぎる人のプレイを見ても混乱しますが、ちょっとうまい人の動き方は参考になるはずです。

 最初のうちは戦っている最中に冷静な判断なんてできるものではありません。しかし人のプレイなら客観的に見られるし、分析することも可能です。そこから得られたちょっとしたヒントが、実力を伸ばすきっかけになるかもしれませんよ。


[Reported by 石井ぜんじ]



GAME Watch編集部内GUILTY GEAR Watch担当game-watch-ggxx@impress.co.jp

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