プレイステーション 2版「ギルティギア イグゼクス」の情報などを賭けて勝負することになったサミーのスタッフとGGWガールズ。そして9月某日、ついに「サミー vs GGWガールズ」の試合が行なわれた。

　試合の場所は池袋のサミー本社。サミーのスタッフ代表の3人と、GGWガールズの3人が一堂に会した。極秘情報や危険なペナルティを賭けた戦いということで、共に緊張した面持ちで試合前の「ペナルティ」について確認することになった。


ハイリスク・ハイリターンなペナルティ!
　今回の試合に望むのは、サミー広報の岡本氏、営業の所氏、関連商品などを担当する中村氏と、GGWガールズのいづる、アヤカ、みなみ。1対1で試合を行ない、勝った方が負けた方にペナルティを課すことができる。

サミー選抜チーム左から、所氏、岡本氏、中村氏	GGWガールズ左から、アヤカ、いづる、みなみ

　今回提案されたペナルティは以下の通り。

　【サミーが勝った場合】
　　岡本氏：GUILTY GEAR Watchの全ページを使ってPS2版「GGXX」を広告する
　　所氏：PS2版「GGXX」の営業・販促をGGWガールズが手伝う
　　中村氏：GUILTY GEAR Watchが無償で「GGXX」オリジナルグッズを制作する

　【GGWガールズが勝った場合】
　　いづるPS2版「GGXX」を読者プレゼント用にゲット
　　アヤカPS2版「GGXX」の最新情報と画面写真をゲット
　　みなみ「GGXX」全国大会でGUILTY GEAR Watch主催でイベントを実施

　なお、試合はゲームセンターと同様の筐体を使用し、2本先取で勝利。相手に合わせてのキャラクタ変更は不可とし、試合中に応援以外で話し掛けるのも禁止とした。

1試合目は、中村氏 vs みなみ
　第1試合目は、中村氏とみなみの戦いとなった。中村氏はポチョムキンを使用し、みなみはイノを使用。試合前に行なった練習では、中村氏が軽快に連続技を決めるものの、みなみは本調子を出せずにいた。

　試合が開始されると、互いに大ダメージへと繋がる連係を防ぎながら、堅実な技を叩き込んでいく。みなみが空中からの連係を入れたかと思えば、中村氏が出の早い「立ちS」で迎撃。覚醒必殺技やポチョムキンバスターなどの大技を繰り出すものの、双方不発のままジワジワと体力ゲージを減少させていく。一進一退の試合となったが、1ラウンド目を先取したのはみなみだった。

　2ラウンド目も同じように均衡した試合展開となったが、みなみの猛攻を耐え、最後に立っていたのは中村氏のポチョムキン。両者共に後がなくなった3ラウンド目も慎重な試合展開となり、少しずつお互いの体力を減らしていく。それぞれ「あと一撃!」という状況になり、牽制技の出し合いとなったが、最後の一撃を浴びせたのはみなみのイノだった。

ペナルティ実行!　そして驚くべき新情報を公開!!
　みなみの活躍で、1試合目はGGWガールズが勝利。これにより、11月3日に開催される「第3回 ギルティギアゼクス フェスティバル」にて、GUILTY GEAR Watch主催のイベントを開催できることになった。

　その後の協議の結果、以前から開催を呼びかけていたオフィシャルのレディース大会の開催が決定。さらに、コスプレイヤーのみ参加できるコスプレ限定ゲーム大会も開催できることとなった。大会の詳細については現在検討中で、次号にはこのページでお伝えできるだろう。

　また、試合後に中村氏から驚くべき事実が告げられた。

中村氏「まだどこにも公開されていない情報なんですが、負けると思ってなかったので特別に教えます。実は『カイが身に付けているロザリオ（十字架）』を商品化することになったんです。石渡さんにチェックしてもらい、設定資料をもとにした正式なアイテムで、かなり良くできています。質感やクオリティを重視したためにどうしても価格が高くなってしまいましたが、なんとか1万円以内で販売できそうです。ちなみに、今度の「東京ゲームショウ」に出展する予定です。個数が限られてしまうため、早めに買いに来ていただかないとなくなってしまう可能性もありますけど」

　右の写真はその時に見せてもらった極秘資料。十字架のデザインなどが描かれており、クオリティの高さがうかがえる。なお、詳細な資料を手に入れたので、こちらも次号紹介する。

　次号はサミーの所氏とアヤカが戦う。次も勝って新しい情報をゲットできるか!?

(C)Sammy 2002／1998－2002 ARC SYSTEM WORKS Co., Ltd. [Reported by 田名網陽平]