●いかにして相手の懐へと飛び込むか?
スタート直後の吉光は、いかに自分のリズムを作り出し、距離を詰めるかが重要なポイントとなる。遠距離での戦いを狙ってくるような相手には8Way-Runで相手の攻撃を見切りつつ吹雪(8Way-Runor)や見得刀(8Way-Runororor)で攻め込むか、卍あぐら(+)からの千覚草薙砲1発止め(卍あぐら中+)の飛距離の長さを活かして強引にインファイトを仕掛けてしまうといいだろう。中間距離~接近戦を好む相手には口無()や靡き旗()を使って8Way-Runを防ぎつつ、連ね笹(.)や獄炎樹2発止め(8Way-Runor.)を使ってペースを掴んでしまおう。接近戦では前述の連ね笹以外に悟桐()と葎草()、黄金社(.)、舞姫()からの攻めを使い分けていくとかなりの強さをキープできるはず。特に出が早く、相手の8Way-Runをつぶせる悟桐と葎草は中段と下段でガードをゆさぶれるうえ、斬る方向が左右に分かれるため、吉光の主力技として充分な活躍を見せてくれる。相手がこれを嫌って間合いを離したとき、もしくはしゃがんで動きを止めたときには、霊刻剣()が有効だ。ちなみにこの技は相手の攻撃をガードしたあとの反撃技としても非常に重宝するので覚えておこう。
相手の攻めが厳しいときは吉光武礼道(+)で対抗すると攻めを止めやすく非常に有効。インパクト発生が早いうえに、投げも含む上中段攻撃をすべてインパクトするのでとっさの時にコマンドを出せるようにしておくとかなり助かる。密着していればダメージも見込めるが、どちらの状況でも必ずこちらの反撃や追撃が入るわけではないので、仕切りなおしと考えたほうがベターだ。
攻めの幅を広げる上で役に立ってくれるのが地雷刃(+)と卍あぐら(+)の特殊構え。技表を見てもらえばわかるとおり、さまざまな技からこの特殊構えにシフトが可能。攻撃途中で特殊構えに移行し、そこからすばやく反撃に転じると非常にいい感じでアクセントをつけられる。使い勝手がいいのは旋風(8Way-Runor)や刮目(+)からのシフト。前者は出が早くスキの無い状態から移行できる点が、後者は遠距離から一気に間合いを詰められる点がメリット。地雷刃からは地雷走り(地雷刃中に6+)、地雷転林(地雷刃中に)、頭蓋(地雷刃中に+)を、卍あぐら中は千覚転林(卍あぐら中に)、千覚草薙砲1発止め(卍あぐら中+)、千覚朧車(卍あぐら中に)を使っていくといいだろう。
今回、吉光最大の変更点は忍法鉄魄降ろし(+)の存在だろう。この技はコマンドを入力すると、ランダムで13の技(ハズレ含む)が発動するのだが、ただ入力しただけではまず間違いなく失敗か挑発が発動するだけ。だが、ソウルチャージをすることで格段に他の技が出る確率がアップするのだ。また御霊削り(+)で相手を掴んだあとは、3回まで3種類のガード不能技(天噸、スーパーナックルボム、鬼神滅裂)が格段に出やすくなる。この3つが出ないときも、ハズレや挑発はまず出ないと思っていい。ただし御霊削りの恩恵は決めた後に忍法鉄魄降ろしの入力3回分しかストックが無く、使い切った時点で通常状態に戻ってしまうことを覚えておこう。もちろんストックがあるときにもう一度御霊削りを決めても、恩恵にあやかれるのは3回までだ。なお忍法鉄魄降ろしはバクチ的要素が強いので、勝敗が決まるようなシビアな状況では頼らないほうが賢明だろう。
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