最新・最速・最強 攻略!
 今週から始まった攻略コーナーでは、基本的なテクニックから最新の連続技まで徹底紹介する。稼働日が直前に迫っている今回は、新しく追加されたシステムと前作から受け継いだシステムをまとめてわかりやすく紹介。
 また、初めて「ギルティギア」シリーズをプレイする人でも楽しめるように、初心者向けの攻略コーナーも開設。稼動前から予習して、稼働日に備えよう。



新しく追加・変更されたシステム
サイクバースト 【DとP、K、S、HSのいずれかひとつを同時押し】
 画面上部の体力ゲージの下にあるバーストゲージを消費して出す完全無敵の技。ゲージは時間とともに増加するほか、攻撃を受けても増加する。通常状態やガード状態、攻撃を受けている状態など、相手が覚醒技使用中以外の場合に発動することが可能で、ヒットした相手はダウン復帰不能で吹き飛ぶ。なお、ゲージは次のラウンドに持ち越しとなる。

「サイクバースト」は、使う状況に応じて性質が変化する。

【通常状態】
攻撃を受けておらず、ガードもダウンもしていない状態
【防戦状態】
ガード、ダメージ、ダウン時の状態
ゲージ消費量66% ゲージ消費量100%
ヒット時の効果テンションゲージがMAXになるヒット時の効果バーストゲージ33%回復
攻撃後の状態着地まで打撃に対して無敵攻撃後の状態着地までは無防備


 使い方によっては攻撃にも防御にも使用できるが、打撃の当たり判定は小さく、使うタイミングが難しい。有効な使い方は以下の通り。

【1】ガード中に相手の連携に割り込む
ソルの「バンディッドリヴォルヴァー」などのように、相手にガードされても主導権を握ったまま攻めを継続できる技に対して使いたい。攻められている途中で「サイクバースト」を発動すれば、ほぼ確実に相手に当てられるだけでなく、弾き飛ばして反撃することもできるようになる。

【2】通常状態サイクバーストで割り込む
攻め込まれている時に、発生の遅い技を狙ってわざとガードを解いてから通常状態で「サイクバースト」を当てる。これにより、テンションゲージを増やしつつ反撃に転じることができる。

【3】相手の反撃を潰す
攻撃を先読みすれば、無敵時間を利用して相手の通常投げや無敵必殺技を潰す事も可能。ヒットすれば、相手の反撃を封じながらテンションゲージ増加を狙う事ができる。ただし、外れるとリスクが大きいため、博打的な使い方となる。

【4】対空技を潰す
ジャンプに対して確実に対空を狙ってくる相手に対して使用する。ただし、タイミングが難しく、反撃されやすくなる。

【5】相手の連続技の始動部分で使う
連続技はヒット数が増えるごとにダメージが減少するため、連続技が始動してすぐに使いたい。メリットは少ないものの、甚大なダメージを防げるので、とにかくダメージを減らしたい場合にはオススメ。


※ サイクバーストのあまり有効でない使い方
逆にサイクバーストのデメリットが強く出てしまうためにあまり有効でない使い方もある。参考のため、簡単に紹介したい。

【1】リーチのある技に対して使う
サイクバーストのリーチはそこまで長くない。飛び道具や通常リーチのある相手の技に対してサイクバーストを使っても、空振りしてしまう場合が多い。

【2】相手が下にいる場合の空中連続技に対して
同様にサイクバーストの攻撃判定は下方向にはあまり強くない。相手よりも自分が上に位置している時に緊急回避として使うと、相手が下に落ちて当たらない場合がある。

【3】相手の連続技の最後に割り込み
相手の連続技が途切れる瞬間を狙って割り込むのはあまり意味が無い。連続技の出がかりにならば使用したいが、そのままでもすぐ連続技が終わる場合、無理して使用せずに攻撃が止むのを待とう。

空中投げ 【空中で相手の近くでレバー左右+HS】
 空中にいる相手を投げる空対空の投げ技。各キャラクタによってかなりの性能差があり、その場ですぐに仕切り直しになる空中投げもあれば、地面に叩きつけるものある。なかには、投げた後に追撃できるキャラクタもいる。

空中ダストアタック 【空中でD】
 空中専用の技で、各キャラクタごとにまったく異なった攻撃をする。連続技として使用できるキャラクタや、地面に叩きつけるキャラクタもおり、使用方法や対策は様々。

よろけ
 一定の攻撃を受けることによって「よろけ」状態になることがある。「よろけ」中はガードを含めたすべての行動ができず、一撃必殺技以外のすべての技が確実に決まってしまう。一定時間経過すると回復するが、レバーを左右に動かすことで短時間で回復させることもできる。気絶とは違い、各キャラクタに「よろけ」を誘発する通常技・必殺技が決められており、「カウンターヒット」限定で「よろけ」状態になる技もある。

ダウン追撃
 「イグゼクス」では、ダウン状態の相手に攻撃をした場合、追撃を入れても確実にダウン復帰できるようになった。そのため、「足払い→しゃがみK→足払い……」と相手のダウン時間を長くする戦法ができなくなっている。

攻撃レベル
 各種攻撃技に対して設定されているレベルで、高くなるほど攻撃を相手にヒットさせた時ののけぞり時間、ダウン復帰不能時間が長くなる。また、ガード時には攻撃レベルが高いほどガード硬直時間が長くなる。逆に攻撃レベルが低い技は、攻撃モーション中に相手の攻撃を受けてもカウンターヒットにならない。「ゼクス」ではレベルが3段階まで設定されていたが、「イグゼクス」では5段階になった。


前作にもあったシステム
 ここでは、「テンションゲージ」や「ロマンキャンセル」、「フォルトレスディフェンス」などの前作から踏襲されたシステムを紹介する。
 「ダストアタック」や「足払い」のようにボタンが変更されたものもあるがそのほとんどが「ギルティギア ゼクス」と同じ感覚で使用可能で、大幅に変更された点は少ない。





今日からはじめるギルティギア
今日からはじめるギルティギア  「ギルティギアシリーズを始めて触る」、「前作をやったことがない」といった人でも「ギルティギア イグゼクス」をプレイできるように、基本から応用まで易しく紹介!!
 これを読んで、今日からゲーセンデビューしよう!!


[Text by 薔薇ギツネ / Edit by 田名網陽平]
GUILTY GEAR Watch

ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp
Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.