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戦闘のテクニック・初級編

 “はじめて”をプレイすれば、戦闘の仕組みはおのずと理解できるはず。モンスターの行動パターンやセオリーを覚えてしっかり対処し、メダルの消費を抑えていこう。
 ここでは「モンスターゲート」を始めたてのプレーヤーに向けて、戦闘の基本となる考え方や、覚えておくと便利な事柄をいくつか紹介してみよう。左枠メニュー内にモンスターとカードリストへのリンクも用意したので、こちらも活用してもらえると幸いである。

【敵との間に1マスの空間があるときは空振り】

 モンスターは、プレーヤーキャラクタが視界に入ると接近を開始し、隣接すると攻撃を仕掛けてくる。こちらから近づくと先手を取られてしまうので、1マスのアキがあるときは動かずに、空振りしておびき寄せる。

こんなときに前に出るのは損。モンスターに先に殴られ、無用なダメージを受けてしまう。その場でターンを消費するには空振りすればいい。HPが低かったらポーションを使用してターンを消費するのもいい

【レベルが上がらない敵との戦闘は避ける】

 モンスターを倒せば、レベルが上がりHPが増加する。このとき攻撃力と防御力も上がっていくので、逃げてばかりでは成長しない。ただし、成長には上限がある。例えば戦士の場合は、プーニャ(黄)なら53、キラービーなら63というふうに、1種類のモンスターでは1の桁が3までしか上がらないようになっている。レベルが上限に達したら、倒しても益のないモンスターが寝ていたら無視するなど、闘いを避けるのが賢明だ。

モンスターとレベルアップ上限の関係
-
戦士
魔法使い
ギャンブラー
初期値505030
プーニャ(緑)505031
プーニャ(黄)535741
キラービー636751
スケルトン737761
ケムンパ838771
ゴブリン939781
魔道士10310791
キラービー群113117101
グランシャーク123127111
ターミネーター133137121
ドラゴン143147131
死神153157141
マッドブル163167151
エビルアイ173177161
デーモン183187171
キングドラゴン193197181
シャドウ193197181

レベル上限に達した直後は一撃で倒せず、当然何匹倒しても成長しない。戦闘をするだけ損であり、可能ならば避けて通りたい。レベルに大きな差があり、一撃で倒せる敵は処理しておくべし

【複数のモンスターを相手にしたときの対処法】

 大量のモンスターと一度に闘うのは得策ではない。“はじめて”のチュートリアルでも解説されているように、こんなときは通路に戻って1対1で闘うのがセオリーになる。これ以外にも、複数のモンスターと闘わない工夫は随所に存在する。例を挙げてみよう。

このような場合、その場で空振りして待つと同時に2体の相手をすることに。片方のモンスターに接近する、かつもう一方から離れるような動き方をしてターンを稼げば、両者と1対1で闘える
この状況で通路に入ると挟み撃ちとなる可能性がある。あえてセオリーに反する行動を取ったほうが安全な場合もある。その場で空振りし、右からモンスターが来たら上に動く、という方法でもいい
モンスターがプレーヤーを認識し、かつ接近不能と判断すればその場で停滞する。岩沿いに上がれば片方が引っかかって近づいてこれなくなる。通路に入るのも手だが、やはり挟み撃ちの可能性がある

【飛び道具を持ったモンスターとの戦い方】

 魔道士、ドラゴン、エビルアイ、キングドラゴンの4種の敵は、8方向のライン上に並ぶと魔法やブレスで攻撃してくる。これらに対しては、1マスの空間があるときも“空振り”ではなく、攻撃を受けない位置に逃げるようにする。
 もし一撃で倒せないときは、ファイアやサンダーとの複合技を使えば無傷で倒せる場合もある。飛び道具のダメージは低いとはいえ、できればカードを使わずに倒したい……そんなときは、部屋から通路、または通路から部屋へ逃げ込めば、モンスターは飛び道具を撃ってこない。

こんなときにその場で空振りは厳禁。魔道士の飛び道具をくらうだけで状況は変わらない。この場合は上か下に移動すれば間合いを詰められる
通路と部屋の区分を利用すれば、モンスターが飛び道具で攻撃してくることはない。魔法と併用して倒すときは、進入してから放てばモンスターから接近してくる
これも理屈は上と同じ。1マスの空間があっても、通路に入れば攻撃されない。これは、通路の中にある鉤型の地形にも応用可能だ

【ジェネレーターの対処法】

 探索中に、突然煙のようなモヤモヤが発生することがある。これはモンスターが発生する兆候で、最悪の場合次のターンには出現してしまう。これを発見した場合、近くに階段があれば迷わず入ろう。フロアの移動を行なってから戻ってくれば消すことができる。
 また、モンスターと闘っているときにジェネレーターが発生することもある。こんなときは、ジェネレーターに重なってしまえば出現できない。周りの敵を倒してから移動を開始しよう。

フロア間を移動すればジェネレーターは消えるので、とりあえずの安全は確保できる。連続で何回も出るときもあるが、しつこく往復すればそのうち消えるはずだ
ジェネレーターに重なってしまえば、プレーヤーがその場を離れるまでモンスターは出現しない。部屋の中に敵がいるときはむしろ乗っかってしまうのが安全

種類は50以上! バリエーションも豊富なカード群

 「モンスターゲート」には、50種類以上のカードが存在する。これらを上手く使うことは、ゲームを攻略する上でかなり重要な要素。カードの使用には設定されたメダル枚数が必要で、消費すれば即座にその効果が現れる。ここでは、カードの属性を大まかに分類して解説してみよう。

【1.ポーション系】

 HPを回復する薬。20、40、80、MAX、SPの5種類がある。HPは部屋に入ったときに5ずつ回復するので、それも考慮して無駄なく使いたい。
 ポーションMAXはなるべく温存し、体力がギリギリまで減ってから使うこと。SPは召喚したモンスターのHPも満タンにしてくれるポーション。装備品ほどではないが、なかなか出ないカードだ。

【2.攻撃魔法&飛び道具系】

 攻撃魔法はファイア、サンダー、メテオがあり、それぞれ見えている敵全体に攻撃が及ぶマルチ~がある。大量にモンスターがいるときは非常に効果が大きい。ほかに、直線状のモンスターを貫通するスピアがある。

【3.補助系】

 モンスターに害を及ぼすスリープやパニック、プレーヤーの視界が広がるブライト、マップなどがあり、使い方次第で大きな効果を発揮する。前者の対モンスタータイプには、魔法カードと同じくマルチ~が存在する。
 ほかにも、プレーヤーレベルを一気に上げるパワーアップ、ランダムにワープするテレポートなどがある。

【4.ヒール系】

 プレーヤーが一歩動くたびにHPを1ずつ回復するカードで、100、200、300の3種類がある。ポーションSPもそうだが、高難度のダンジョンや城になるほどありがたみがわかってくる。

【5.装備品系】

 ソード、シールド、リング、ポケットの4種類があり、その効果は絶大。ただし、持続は使用したダンジョン、城の探索中のみ有効。いずれもレア度が高いため、数を集めにくいプレーヤー泣かせのカード。ロングソード、パワーシールド、ポケット+1が比較的出やすい。

【6.モンスター系】

 モンスターを倒して“HP上限が上がったとき”にたまに出現する。ガーディアンとして配置するか、探索中に呼び出して連れまわす2通りの使い方がある。15種類のモンスターのうち、シャドウだけはカード化することがない。




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