マコ わぁ、ちゃんと「ギルティ」が告知されてますよ。
所 うん、お店さんがせっかくこんなにスペース取って下さってるんだから、持ってきたPOPを飾っていこうか。はい、これ。目立つように設置してね。
マコ はい。こういうこともするんですね。
POPを設置している間に、所さんはメッセサンオーの中根さんとコミニュケーションをとりつつ、お店の外に回っていきました。ギルティの試遊台の前で立ち止まっています。この試遊台で動いている店頭用のサンプルソフトは、以前所さんがお店に持ってきて設置したものです。ちゃんと稼働させてもらっているんですね。そこで所さんがまたまた鞄から取り出したのは、今度は雑巾です。
マコ あれ、所さん、何してるんですか?
所 試遊台を綺麗にしてるんだよ。せっかくこうしてギルティを目立つ場所で稼働させてもらってるんだからね。
マコ 細かい気配りですね!
そして更に、次に向かう先は「ゲーマーズ」です。エレベーターを上がった2階の売場は、これまた先ほど回ってきたお店とは雰囲気が違います。さっそく所さんがゲーマーズの左右田さんにお願いして、営業活動をさせてもらえることになりました。
所 じゃあ、さっき僕がやってた要領で、試遊台を綺麗にして。
マコ わかりました。それじゃ雑巾をお借りします。わー、このコントローラー油ぎってる~!
所 (苦笑)。
マコ フー、何とか終わりました。……あれ、所さん? あ、店員さんと話してる。
行く先々の店員さんと、必ず様々な会話を交わす所さん。商品をいくつ入荷してもらえるか、その数をきっちり取ってくるのが営業の最も重要な仕事のひとつです。そのためにも、こうしてお店の人とコミニュケーションをとるのはとても大切なこと。でもただ仲良くなったからといって商品をたくさん買ってもらえるかというと、このご時世そんな甘いことはないんですね。お店側に納得して商品を入荷してもらうには、例えば近い発売日のタイトルのデータなども頭に入れておき、様々な要素を計算しつつ理論的に話す話術が必要とされるのす。「買ってください!」のゴリ押しじゃーダメみたい。
マコ 試遊台は綺麗にしました。
所 よし。それじゃあお店さんにポスターとチラシをお渡しして、次のお店に行こう。
マコ はい。