'99年に業務用として登場した「アウトトリガー」は、PCゲームでは全世界で楽しまれているファースト・パーソン・シューティング(1人称視点による3D対戦シューティング)の流れを組む作品で、4人までの同時プレイが可能、トラックボール+レバーによる独自の操作系で注目された。
その業務用をパワーアップして登場したDC版は、ネットワークに対応した最大6人までの同時プレイを実現。チーム戦も楽しめるようになっている。基本ルールはシンプルで、
- 敵を倒すと1ポイント
- 金メダルを取ると2ポイント
- 銀メダルを取ると1ポイント
- 自爆すると-2ポイント
- チーム戦で味方を倒すと-4ポイント
というもの。このメダルの奪い合いというのがこのゲームの特徴であり戦略上の大きなカギを握るポイントとなる。また、同梱されているマウスにより視界を制御、コントローラもしくはキーボード、またはツインスティックなどによって移動し、射撃するという独特のスタイルも魅力。4人3タイプのキャラクタごとに携行できる武器がことなり、武器の特性、立体的に構成されたマップ構造、アイテムが設置されている場所の把握が戦略を大きく左右する。
はっきりいって慣れるまでは難しいと思われるが、対戦プレイにハマるとなかなか抜けられない麻薬的面白さを秘めている。練習しながらネットプレイに参加して、腕を磨けるというのもこのゲームならでは。ぜひ一度試してみよう。
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