| 編集部がオススメするDCソフトカタログ | |
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【スポーツ】ファイヤープロレスリングD |
●スパイク●6,800円●1人～4人 |
| 足りないモノはエディットで補え! | |
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多様化するプロレスや格闘技の、あらゆる要素を網羅する方向で進化を続けるプロレスゲーム。登場する選手は、女子選手も含め総勢220人。使える技は約2,000種類。試合形式は、シングルやタッグ対決はもちろん、 シリーズ初の8人バトルロイヤル（時間差式入場も可能!）、8人タッグマッチ、10カウントマッチ、有刺鉄線や蛍光灯を使ったデスマッチなどが選択可能。本作はシリーズ初のネットワークに対応しており、専用サーバーから追加技をダウンロードしたり、月例ネットワークコロシアム大会へのロジック対戦参加、レスラーデータのメール送信などが行なえる。 「ファイヤープロレスリング」は、'89年のPCエンジン版以来、累計販売数340万本を数える息の長いシリーズ作品。コアなファン層を中心に根強い指示を受けている訳だが、その最大の理由は「わがままなプロレスファンのエゴを満たしてくれる」さまざまな要素を内包しているからに他ならない。程度の差こそあれ、プロレスファンは「試合展開」、「技を出すタイミング」、「選手の立ち居振舞い」、果ては「人生観」に至るまで……ありとあらゆる部分について「こうあってほしい」という願望を抱いているモノ。これはゲームにおいても例外ではなく、CPUキャラクタを相手にしているときでさえ、常に試合の流れを意識しつつプレイしてしまう訳だ。逆説的には、プロレスや格闘技にこだわりがない人は「100%楽しめないゲーム」ともいえる。技の成否も結局はタイミングだし、システムの死角をついた「ハメ」に等しい戦法も存在する。つまり、「勝ち負け」のみに固執して突き詰めたプレイをするなら、必要最低限の駆け引きしか残らないことになる。 にも関わらず、「ファイヤープロレスリング」シリーズの新作が出るたびに、ファンは手を伸ばさずにはいられない。そこには「最新のプロレス事情を詰め込んだファイプロ」が存在するからだ。それでも足りないものがあれば、豊富なエディット機能を駆使して改造または自作すればいい。選手はもとより、レフェリー、団体、チャンピオンベルトに至るまで、すべてを創出することが可能。100%満たされるとは限らないが、根気よく作りこめばそれだけ理想に近いモノができあがるだろう。 好きな選手を思い通りに動かすもよし、理想とするレスラー像をエディット機能で形にするもよし。「ファイプロ」はディープなファンほど楽しめるプロレスゲームだ。 |
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| ネットワークに対応した「D」。最新データで楽しむ「ファイプロ」は、じっくり長く遊びたい | ||
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□スパイクのホームページ |