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Xbox、2月22日発売! 価格は未定 DVD再生キットは別売で提供

 マイクロソフト株式会社は28日に報道関係者向けの発表会において、同社が発売を予定しているコンシューマゲーム機「Xbox」の日本における発売日を2002年2月22日に決定したと発表した。価格は未定。米国では11月8日に発売されるため、日本では年を越しての発売となる。

 発表会において同社Xbox事業部事業部長の大浦博久氏は、Xboxの優位点について改めてグラフィックと音に関しての優位性を強調。「グラフィックが高度な点は圧倒的で、HDTVなど家庭用ディスプレイがここ数年でより良くなった瞬間、Xboxの良さがわかるだろう。また、音に関しても素晴らしい。ミサイルなどが発射された時、音がきちんと移動している。映画のDVD-Videoなどでは実現されているが、リアルタイムにドルビーデジタルサラウンド5.1chをデコードできるのは現状のゲーム機の中ではXboxだけだ」とコメント。

 さらにネットワーク関連については、「PCと接続するわけでなく、Xbox同士で接続し、いついかなる時でもレイテンシを確保し、同じ感動を与えることができるようにしたい」と語ったが、「ネットワークに関しては、東京ゲームショウまでに別途発表の機会を考えている」とし、具体的な内容に関しては明らかにされなかった。

 DVD-Videoの再生機能については、Xbox本体は再生に対応しているだけでそれだけではDVD-Videoを再生できない。同時に発売されるリモコンを購入することによって初めて再生が可能になるという。これに関して大浦氏は「Xboxはゲーム機であり、DVD-Videoの再生はできなくても良いと思っている。このため、DVD-Videoを再生したい人は別途リモコンセットを購入してもらうことになる」とゲーム機であることを強調していた。
 本体セットに同梱されるのはAVケーブルとコントローラーが1つ。本体の発売と同時にサードパーティからコントローラが発売されるほか、マイクロソフトからも若干違うコントローラが発売されるという。

 本体と同時発売ソフトについては、12本から20本になる予定で、価格については6,800円を中心に考えられているという。ちなみに米国における同時発売タイトルは15タイトルから20タイトル程度。

 発売日に関しては「これまで米国と同時期に発売すると言ってきたのであって、米国と同日発売とは言っていない。確かにクリスマスをはずしたのはキビシイが、クリスマス商戦に米国で発売し、勢いに乗ったところで日本でも発売するというのが良いと思う。ゲーム機の寿命としては6年間程度を想定しているので、そのなかで1カ月~2カ月ずれることはそれほど影響しないと思う」とコメントした。価格に関しては「戦略的な価格設定となるので、まだ発表できない」とし、かなりギリギリになって発表されるようだ。



ナムコ、アトラス、フロム・ソフトウェア、新規参入を表明 話題作、意欲作を続々とXboxへ投入

 マイクロソフト株式会社は同社のコンシューマゲー機「Xbox」の発表会の中で、株式会社ナムコ、株式会社アトラス、株式会社フロム・ソフトウェアの3社が新規参入メーカーとしてXbox用ソフトを制作していくと発表した。

 まず最初に壇上に登ったのは株式会社アトラスの岩田松雄代表取締役社長。同氏はマイクロソフトの熱意と日本市場で本気で取り組んでいる意気込みからこの市場に参入し、「積極的に供給していく」と発言した。

 続いて登場したのは、同社のCDO (Chief Development Officer) であると同時に「真・女神転生」シリーズプロデューサーの岡田耕始氏。岡田氏は登場するやいなや「真・女神転生 On Line (仮) 」をXboxで発売すると発表した。タイトルにあるようにネットワークRPGとなる。ただし、いままで作り上げてきたスタンドアローンのRPG部分を切り捨てるのではなく、「その部分をしっかり作り込んだ上で、その延長線上にネットワーク部分を作り上げ、通の人にプレイしてもらい新しい世界を切り開いて欲しい」と抱負を語った。

 次に登場したのが24日にマルチプラットフォームでソフトを発表していくとして、一挙に7本のソフト制作を発表したフロム・ソフトウェアの神 直利氏が登場。同氏は「我々にとっては作りやすいとか、グラフィックが綺麗とか、そう言ったことは意味がなく、作り手のマインドがあるかどうかと言うこと。Xboxも問題はあるが、チャレンジとして色々なことができる。こういってはなんだが、意外といけそうだと思っている」とコメント。これを受けてマイクロソフトの大浦氏は「フロム・ソフトウェアさんとは24時間体制でお付き合いしていきます」と、サポートしていくことを表明した。

 最後はナムコの原口洋一コンシューマー販売本部長。原口氏は開口一番「ナムコとして正式に参入を表明いたします」とコメント。続けて同氏は「半年から1年といった短い期間での判断ではなく、長いスパンでXboxのソフトを発表していく」とXboxで複数タイトルを発表していくことを明言した。

 続けて具体的なタイトル名として「リッジレーサー最新作」、「ソウルキャリバー2」、「デッド トゥ ライツ (仮) 」、「名称未定のアクションアドベンチャー」と4作品が開発中である旨が発表された。「リッジレーサー最新作」については詳しいことは触れられなかったが、「これまでのリッジとは違った新しい趣向を盛り込んだものになる」という。「ソウルキャリバー2」に関しても「新しいキャラクタや試みを入れている」としている。まったくのXboxオリジナルタイトルとなる「デッド トゥ ライツ (仮) 」はアクションRPG。同氏によればなるべく早い時期にリリースしたいという。そしてタイトルが明かされていないアクションアドベンチャーについては「当社としてもっとも自信のある格闘タイトルをモチーフにしたもので、まったく新しい試みとなる」と語った。

 いずれもスクリーンショットなどは公開されなかったが、Xboxにとって力強い味方となるだろう。

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ライブや新作発表などで盛り上がった!第2回ギルティギアX フェスティバル2001夏開催

 サミー株式会社は、8月25日に「第2回ギルティギアX フェスティバル2001夏」を開催した。

 今回の大会は昨年7月に発売されたAC用ゲーム「ギルティギア ゼクス」の3on3全国大会決勝トーナメント大会「サミーズカップ団体戦3on3全国大会決勝」も同時に開催されており、全国から勝ち抜いてきた総勢57チーム、171名の大会参加者が会場に集結。また、全国大会以外に、女性限定の「レディース大会」や、コスプレーヤーのみ参加できる「コスプレ大会」なども開催され、当日は1,000名を超えるギルティファンが会場に集まった。

 全国大会は3対3のチーム戦で、予選通過チーム同士が3つのブロックにわかれてトーナメント戦を行ない、最後に各ブロックの優勝チーム3チームが総当りのリーグ戦を行なって、そこで勝ったチームが今大会での優勝チームとなる。

 大会では、前回優勝した選手が率いたチームが早々と姿を消し、決勝戦にコマを進めたのは新宿スポーツランド中央口店代表「都市伝説」チーム、スポーツランド新宿西口店 前夜祭特別大会代表の「ケンちゃんにおまかせ!」チーム、そしてフォーラム21代表の「日吉アンダーグラウンド」チーム。決勝では、「ケンちゃんにおまかせ」チームが両チームを3対1で下し、念願の優勝をはたした。
 大会優勝の「ケンちゃんにおまかせ」チームには、トロフィーと楯が授与され、サミーからギルティグッズセットがプレゼントされた。

 当日は、前回と同様に多くのコスプレーヤーが集い、コスプレ撮影会も開催。それぞれのキャラクタに扮装したコスプレーヤーたちが、ポーズをとって自慢の衣装を披露していた。撮影用のスペースや背景も用意されており、会場から数多くのフラッシュを浴びていた。

 会場には、11月に発売予定のPS2用ソフト「GUILTY GEAR X Plus」や、WS用ソフト「ギルティギア プチ2」の試遊台コーナーもり、発売を待ちきれないファンたちが列を作ってゲームをプレイしていた。
 加えて、ギルティグッズを販売する物販コーナーも設置。会場限定のギルティ懐中時計やエアクッションバッグ、新発売の携帯ケース、オリジナル対戦帳などが発売されており、販売開始直後には購入を希望する客が殺到していた。

 ステージでは、大会中は大型スクリーンに試合の模様が映し出され、多くの観客が固唾を飲んで見守っていた。試合中、なかなか決まらない必殺技が決まった時や逆転して勝利した時など、会場には拍手と歓声が沸き起こっていた。
 3時には、ギルティギアのボーカルアルバムを発売した「Lapis Lazuli」が、ステージ上でミニライブを開催。迫力のある演奏と歌声に、観客たちはステージに詰め寄って聞惚れていた。

 その後、「GUILTY GEAR X Plus」の新情報を公開。新キャラクタ「クリフ=アンダーソン」と「ジャスティス」がスクリーンに登場し、必殺技や強力な連続技を披露すると、会場のそこら中から「早くプレイしたい!!」といった声があがっていた。
 開発者のインタビューでは、「今度のギルティでは、初めて2D格闘ゲームをプレイする人でも楽しめる『プラクティスモード』もあるので、ビギナーの方でも楽しめると思います」とコメントしていた。
 なお、10月に行なわれる東京ゲームショウでは、製品版に近い「ギルティギア ゼクス Plus」が遊べるとのこと。



アクアシステム、リアル志向のWIN用ビリヤードゲーム「キュークラブ」

 株式会社アクアシステムは、WIN用ソフト「キュークラブ」を9月7日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000で、価格は5,800円。英語版のためゲーム内ではすべて英語で表示されており、日本語のマニュアルが付属する。

 「キュークラブ」はビリヤードシミュレーションゲームで、プレーヤーはハスラーとなり様々なゲームに挑戦する。
 プレイできるゲームは、最後に8番ボールをポケットに入れる「US8ボール」、最後に黒ボールを入れる「ユーロ8ボール」、日本でお馴染みの番号の少ない順に入れていく「9ボール」、15個の赤玉と6個のカラーボールを使う「スヌーカー」、先にミスショットをした方が負けの「キラー」、すべての球をポケットに入れる早さを競う「スピードボール」の6つ。ルールのカスタマイズも可能で、実際にビリヤードをするときのシミュレーションとしても遊ぶことができる。

 ゲームモードは、「クイックスタート」、「バーチャルチャットルーム」、「トーナメント」、「ツープレーヤー」の4つから選んでプレイする。
 「クイックスタート」は手軽に遊ぶモードで、自動的に対戦相手が設定されて、すぐにゲームをプレイできる。
 「バーチャルチャットルーム」では、部屋の中にいる相手に話しかけて対戦し、部屋のボスを倒して次の部屋へと進んでいく。部屋が進むにつれて相手は強くなるので、先に進むにはかなりのテクニックが必要となる。チャットには高度な英会話は必要なく、簡単な英単語のみで会話が可能。
 「トーナメント」は、16人で行なうトーナメント戦に参加し、優勝を狙う。大会で優勝すれば、テーブルの模様替えができるようになるなどの特典がもらえる。
 「ツープレーヤー」は、プレーヤーふたりで交互に打ち合う対戦モード。

 「キュークラブ」ではテーブルや玉などが3DCGでリアルに描かれているほか、跳ね返り方なども忠実に再現している。また、気に入ったショットを保存するリプレイ機能がついており、自分の打ち方を研究することもできる。
 マウスで手軽に操作可能で、打った後のボールの軌道なども表示されるため、ビリヤード経験者でも初心者でも楽しめる。

CUECLUB
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ネット経由でマップやユニットが呼び出せるハドソン、GBC「ゲームボーイウォーズ3」

 株式会社ハドソンは、ゲームボーイカラー用ソフト「ゲームボーイウォーズ3」を8月30日に発売する。価格は3,800円。モバイルアダプタGBに対応している。

 「ゲームボーイウォーズ3」は、歩兵、戦車、戦闘機などの“ユニット”と呼ばれる部隊を指揮して敵軍と戦う戦略シミュレーションゲーム。プレーヤーは「レッドスター軍」の指揮官となり、敵「ホワイトムーン軍」の首都を占領するか、もしくは敵ユニットの全滅を目指す。
 ゲームモードは全3種類。シナリオにそって45種類のマップを攻略する「キャンペーンモード」では、プレーヤーの力量によりシナリオが分岐するほか、経験値を上げたユニットを次のマップに持ち越して、さらに強力なユニットにする育成ゲーム的な楽しさが味わえる。「ビギナーモード」は、初心者向けのマップ16種類を用意。「スタンダードモード」は、全60種類のマップから戦場を自由に選び、ユニットの性能やルールを覚えながらプレイできる。マップは自作可能で、赤外線通信機能を使い友達同士でオリジナルマップが交換できるほか、通信対戦なども可能となっている

 登場ユニットは全50種類。地上戦闘が得意な「戦車」、戦闘力は低いが都市を占領できる「歩兵」、遠距離砲撃が可能な「自走砲」、対戦車戦に威力を発揮する「攻撃ヘリ」、対艦攻撃に優れた「イージス艦」など、それぞれ性能や特徴が異なる。これらのユニットを上手に運用することが「ゲームボーイウォーズ3」をプレイするうえで重要なポイントとなっている。

 モバイルアダプタGBで「ウォーズネットセンター」に接続すれば、ゲーム本編にはないスペシャルマップ50面がダウンロードできるほか、ユニットを強化する「モバイルバッジ」をもらったり、ゲームの最新情報を閲覧することも可能となっている。また、「キャンペーンモード」中で、特殊施設「通信塔」を占領すれば「ウォーズネットセンター」から、強力な特殊ユニット「モバイル傭兵」を呼び出すことができる。

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