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コナミ、「メタルギアソリッド2 サンズ オブ リバティ」11月に米国で先行発売

 コナミ株式会社は、3Dアクションアドベンチャー「メタルギアソリッド2 サンズ オブ リバティ」を米国の年末商戦とされる11月に投入した後、12月に日本で発売すると発表した。価格は未定。

 米国では11月の第4木曜日が感謝祭にあたり、11月から12月までのクリスマスまでが最大の商戦時期とされている。日本ではクリスマス前後から正月が商戦時期となるため、米国において1カ月先行して発売することを決定した。

 2000年と2001年のE3においてコナミは自社ブースの巨大スクリーンにおいて「メタルギアソリッド2」のムービーを上映したところ、海外の多くのギャラリーで埋め尽くされた。日本での人気はもちろんだが、海外での人気も凄まじいもので、この混雑ぶりには圧倒されるばかりだった。日本のソフトメーカーが大作を海外で先行して発売した例はほとんどなく、メーカーがソフトの配給を日本だけでなくグローバルに考えて展開していかなければならないことの現われと言えるかもしれない。

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仮想空間で繰り広げられる電車同士の熱きレース「鉄1 ~電車でバトル~」

 株式会社 シスコン エンタテインメントは、仮想空間を舞台に電車同士のガチンコレースが楽しめる異色レースゲーム「鉄1 ~電車でバトル~」を7月5日、5,980円で発売した。対応プラットフォームはプレイステーション 2で、アナログコントローラでなければ遊ぶことはできない。

 「鉄1」は、自分の思い入れのある電車を選択し、レースに挑む。6つの仮想空間 (ゲーム内ではサーバーと呼ぶ) で予選を勝ち抜き、日本一決定戦で勝利することを目指す「鉄1モード」が中心となる。。
 このモードのほかにも様々な条件下で出される課題をクリアしていく「ツアー」モードも用意されている。このモードで課題をクリアすると隠し電車が手にはいると入ったフィーチャーが用意されている。課題としては、たとえば「トーホク」サーバーでは北国のため線路が凍結しており、ブレーキの利きが悪くなっている。その条件下で1番になればクリアとなる。
 さらにコース、電車、時間帯、天候などを自由に設定して走ることができる「フリーモード」があり、ここで更新したコースレコードを記録することができる。また、画面を上下2分割した2人対戦が用意されている。


 電車の操作は、左のアナログスティックの前後でスピード調整を行ない右のアナログスティックで電車の左右荷重を調整する。電車が右に曲がれば遠心力で外側に傾く。このとき傾きと逆側にスティックを傾けることで荷重を調整することとなる。
 またポイントの切り替えをL1/R1でおこなう。視点変更は2種類で、運転席から見た風景と電車の後方からの視点となる。電車の後方の視点では、電車本体が大きなこともありポイントの分岐が見えにくくなる。ポイント切り替えの変更ガイドが別途表示されているが、やはり分岐点を目で見た方が早く対応できる。それに、なにより運転席からの画像のほうが圧倒的にスピード感を感じられるし、迫力がある。

 ゲームを進めていくと細かい戦略を行なわなければタイムを縮めることができなくなってくるし、スピードと荷重移動の関係にも気を遣わなければならない。それに最後はホームにちょうど到着しなければならないため、程良い減速も重要だ。
 しかし、そんなことを考えずに楽しめるゲームであり、それだけに敵車に弾き飛ばされたときのムカツキは本物だ。逆にスピードに乗ってブッチギリの速さでクリアできれば、これまたスカッとする。単純なだけに、はまれば熱くなること請け合いだ。ある意味アーケードゲームの雰囲気が漂うゲーム内容だといえる。もちろん電車を揃えていくといった息の長い遊びも用意されているので、コツコツとクリアしていくことも重要だ。

 子供やゲームに不慣れな人向けに、オプションの難易度調節で「KIDS」を選択することもできる。簡単になるだけでなく、カーブにおけるスピード超過のコースアウトを補正してくれるので、クリアがグッと簡単になるだろう。スカッとしたい人向けの気軽に楽しめるアクションゲームだ。

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PS2にも移植決定「GUILTY GEAR X(仮)」
ユーザーの声が反映されたWS「GUILTY GEAR PETIT 2」

 サミー株式会社(開発:アークシステムワークス株式会社)の2D対戦格闘ゲーム「GUILTY GEAR X(ゼクス)」のプレイステーション 2への移植が決定した。同タイトルは元は業務用で2000年に稼動を開始、ドリームキャストにも移植された今なおアミューズメントセンターでは好調に稼働中。
 また、2001年1月には、ワンダースワン用に「GUILTY GEAR PETIT」も発売され、順調にラインナップを拡大している。こちらの続編となる「GUILTY GEAR PETIT 2」も、9月に発売されることが決定している。

 「GUILTY GEAR X」の魅力は、総動画枚数7,500枚からなる細かいアニメーションパターンと、緻密に描かれた16人のキャラクタがまず挙げられる。初心者でもとっつきやすい、特定のボタンを押すだけでコンビネーション(連続技)が繰り出せる「ガトリングコンビネーション」をはじめ、スピード感あふれ、テンポ良くプレイできる2D格闘ならではの操作感がきちんと押さえられている点も大きい。

 さらに、従来の2D格闘ゲームではいわゆる「お約束」であった「連続技を食らっている最中は何もできない」、「必殺技をガードすると体力が削られる」といった要素を回避する手段をいくつかのシステムによって設け、さらに対戦を奥深いものにしているという点がユーザーに評価されているポイントといえよう。

 空中に浮かせた相手を追いかけ、追撃が可能な「ダストアタック」や、前進、ダッシュ、攻撃によって蓄積される「テンションゲージ」を利用した強力な必殺技「覚醒必殺技」、ヒットすれば相手を一撃で葬ることができる「一撃必殺技」などの強力な攻撃手段。さらには通常ではキャンセル(続いて技を繰り出すことで、前の技動作を省略して攻撃すること)ができない技までもキャンセルを可能にする「ロマンキャンセル」など、「攻めることが楽しい」システム設計となっている。


※画面は開発中のものです

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オリジナル要素を強化したPS2「GUILTY GEAR X(仮)」

 PS2版では、オリジナルとなるAC版、最初の移植版であるDC版でも、多くは語られなかった各キャラクタ同士の因果関係、エンディング後のアフターストーリーなど、キャラクタに焦点を当てた新モード「ストーリーモード」が採用された。今まで謎とされてきた部分も明らかになるとのことで、キャラのファンにはたまらない内容になっている。モード内容はアーケードモードにさらにストーリーを語る部分を増強させた構成になっているようだ。

 また、与えられた課題をクリアするごとに、閲覧できる枚数が増えていく「ギャラリーモード」も新たに追加。内容は今までに描かれたイラスト、設定資料、原画などになる予定。中には、隠し要素のヒントが隠されている可能性もあるとのこと。

 提供された画面を見る限り、新しいステージも描き起こされている。

 さらに、DC版で採用されたトレーニングモードも、より実戦に即した形で練習できるように改良されていたり、各モードのメニューのインターフェイスも変更されているようだ。



ユーザーの要望に応え、改良強化されたWS「GUILTY GEAR PETIT 2」

 かたや携帯用ゲーム機用の「GUILTY GEAR PETIT 2」は、ユーザーからの要望に応える形で、キャラクタの追加、モードの追加、演出面の強化に加え、操作性の向上などを主眼に開発されている。

 まず、登場キャラが13人以上と前作の倍に増え、「覚醒必殺技」や「一撃必殺技」のエフェクトやグラフィックなど、ビジュアル面も強化されている。ストーリーモードでは、ストーリーの合間にデモが挿入され、より具体的にストーリーが理解できるよう変更されているとのこと。対戦時には通常のコマンド入力に加え、「簡易コマンド機能」も追加された。より少ない操作手順で必殺技が出せるようになっている。

 また、オリジナルサバイバルモードも追加される。通常のCPU戦では登場しないカラーリングや性能の異なるキャラクタがボスクラス(DC版のサバイバルモードから推測するに、10戦ごとになるのか?)として登場。ゲームオーバーになった時点で、プレーヤーの腕前を登場キャラクタたちが評価してくれるといううれしい仕掛けも用意されている。このサバイバルモードにはやはり隠し要素のヒントも隠されているらしい。

 また、PS2版とWS版を両方プレイすることによる連動企画も進行しているらしい。続報に期待したい。



エニックスの着信メロディサイト「エニックスeメロディ」で
「ファイナルファンタジー」シリーズの配信開始

 株式会社エニックスは、同社が運営する着信メロディサイト「エニックスeメロディ(iモードおよびEZweb)」、「エニックスeメロディ16(J-スカイ)」にて、株式会社スクウェアの人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズの着信メロディ配信サービスを7月19日より開始する。

 「ファイナルファンタジー」シリーズの着信メロディ配信は、スクウェアPS2用ソフト「ファイナルファンタジーX」発売日の7月19日に合わせて行なわれる。
 配信曲の第1弾は、「ファイナルファンタジーIV」から「プレリュード」、「バトル1」、「勝利のファンファーレ(メール着信音用)」、「チョコボ」の4曲。「ファイナルファンタジーX」の着信メロディも、8月以降順次追加する予定としている。

 エニックスは、4月23日にスクウェア、ナムコと保有株式の一部持ち合いを実施しており、6月18日にはオンラインや携帯分野での業務提携を発表。今回、エニックスよりスクウェア「ファイナルファンタジー」シリーズの着信メロディが配信されるのは、これら業務提携の一環と見られる。

■iモード「エニックスeメロディ」へのアクセス方法
・iメニュー → メニューリスト → 着信メロディ/画像 → 着信メロディ/カラオケ → エニックスeメロディ
料金:月額100円(5曲)

■J-スカイ「エニックスeメロディ16」へのアクセス方法
・メインメニュー → エンターテイメント → 着信メロディ/カラオケ → ゲーム・洋楽 → エニックスeメロディ
料金:1曲30円

■EZweb「エニックスeメロディ」へのアクセス方法
・EZインターネット → メロディ・カラオケ → 着信メロディ → エニックスeメロディ
料金:月額105円/5曲(税込)
    6曲目から32円/曲(税込)で10曲まで。


(C)2001 ENIX


ライトユーザーからコアユーザーまで楽しめる
「Microsoft Train Simulator」8月24日発売決定

 マイクロソフト株式会社は、鉄道をリアルに再現した鉄道シミュレータ「Microsoft Train Simulator」を8月24日に発売すると発表した。価格はオープンプライスだが、推定小売価格は9,800円。対応OSはWindows 98/ME/2000。

 「Microsoft Train Simulator」は日本の小田急電鉄、肥薩線を始め、米国のアムトラック、バーリントン ノーザン サンタフェ鉄道、そしてヨーロッパのオリエント急行、フライング スコッツマンを徹底的にリアルにシミュレートしてみせた。リアルな運転を楽しめる一方で、風景は高度や勾配なども再現されているため、それら風景をじっくり楽しむこともできる。
 また、ユーザーが独自の路線を設計することや、電車の設計やテクスチャの変更などが可能なツールが付いてくるため、カスタマイズを自由に行なう懐の深さもある。また発売前ながら、トワイライトエクスプレスがアドオンソフトの発売を8月末から予定しているため、さらに幅の広がりが期待される。

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