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「CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001」キャラクタや最新スクリーンショットを公開!

 株式会社カプコンは、対戦格闘ゲーム「CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001(CVSS2)」のキャラクタ情報および最新スクリーンショットを公開した。発売時期は、アーケード版が未定、プレイステーション 2版およびドリームキャスト版が今秋で、価格はいずれも未定となっている。

 今作にはカプコン、SNK双方の作品から総勢44名のキャラクタが登場。発売中の「CAPCOM VS. SNK PRO」から、新キャラクタ「ダン」と「ジョー」も「CVSS2」に参戦することが明らかにされた。


(C)CAPCOM CO.,LTD. 2001 ALL RIGHTS RESERVED. (C)SNK 2001. ※「CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001」は一部(株)エス・エヌ・ケイの許諾を受けて、(株)カプコンが製造・販売するものです。 ※「SNK」は、(株)エス・エヌ・ケイの登録商標です。



ハドソン、ボードゲーム2タイトルを同時発売GBA「麻雀刑事」、「森田将棋アドバンス」

 株式会社ハドソンは、ゲームボーイアドバンス用ソフト「麻雀刑事」と「森田将棋あどばんす」を7月12日に同時発売する。価格は「麻雀刑事」が5,200円、「森田将棋あどばんす」が5,800円となっている。

麻雀刑事

 1カートリッジで4人同時対局が可能な麻雀ゲーム。ゲームモードは、プレーヤーが新人刑事となって事件に挑む「ストーリー対局」、対戦相手やルールがランダムで決まる「サバイバル対局」、対戦相手やルールを自由に決めて遊ぶ「フリー対局」、専用通信ケーブルを使った最大4人までの同時対局が可能な「VS対局」の4つが用意されている。

 ストーリーモードは、コメディタッチのTV刑事ドラマ的なノリで展開する。プレーヤーはハチ曲署「麻雀特捜課」に配属された熱血新人刑事となり、麻雀の力で難事件に立ち向かっていく。犯人逮捕の情報収集は、麻雀に勝たなければ先へと進めない。たとえば、「聞き込み対局」で犯人の風貌に関する情報を集めるが、それには「一盃口(イーペーコー)でアガれ」や「ラスを取るな」などの一定条件をクリアする必要がある。
 情報を集めたら、6人の容疑者から「ホンボシ特定」を行なう。誤認逮捕をしないように推理を重ね、事件を解決することができれば主人公の「伝説度」が上がっていく。


森田将棋あどばんす

 これまで数多くのハードに移植された人気将棋ソフト「森田将棋」がGBAに登場。10年以上の歴史を持つ安定したCPUアルゴリズムにより、熟練者でも手ごたえのある対局が行なえるほか、初心者でも楽しめるよう「将棋講座モード」を用意。ゲーム設定は、ハンデ、待ち時間、アルゴリズムの強弱などが調整できる。

 対局はCPUのほか、他プレーヤーと通信ケーブルを使った1カートリッジプレイに対応。 初級~上級にわかれている「問題集」モードや、問題が自作できる「詰め将棋」モード、対局進行を音声で読み上げる機能を搭載。モバイルアダプタGBで「詰め将棋」、「次の一手」などの問題をダウンロードすることも可能となっている。

(C)2001 HUDSON SOFT


SCEI、「プレイステーション 2」を35,000円に実質値下げ

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) は、エクスパンション ベイ(拡張ベイ)が設けられている新型プレイステーション 2「SCPH-30000」の価格をオープンプライスから35,000円に改訂した。プレイステーション・ドットコムでは現在37,800円で販売されており、SCEIでは「実質値下げとなる」とコメントしている。

 6月8日には「GT3」を同梱した「SCPH-35000 GT」が発売されたばかりだが、新規ユーザーに好評を博していることもあってか、「SCPH-30000」価格改訂後も並行して販売が続けられる予定。27日に発表されたとおり、この夏は数多くの大作、人気作が発売される予定であり、プラットフォームの勢いをより一掃つけるための実質的な値下げのようだ。



「PlayStation 2 Party in Summer」

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が主催する関係者向けイベント「PlayStation 2 Party in Summer」がSHIBUYA-AXにおいて開催された。

 今夏だけでなく、今秋発売予定の新作ゲームのプレゼンに加え、SCEIと日本マクドナルドの「マックにプレステがやってきた!」と題したイベントが7月19日から開催され、PS2で活躍するキャラクタたちがマックの店頭に登場することが発表された。
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 既存のシリーズにとらわれない新たな作品を目指した「ACE COMBAT04 shatterd skies」

 今秋発売が予定されているタイトルのプレゼンのトップは9月発売予定のナムコ「ACE COMBAT04 shatterd skies(AC04)」。「AC04.com」でも評判の高画質ムービーの上映に続いて現れたのは、一柳プロジェクトディレクターと、デザイナー・河野氏。

 まず、一柳氏から「プレーヤーひとりひとりが、ゲームをプレイしている間、エースパイロットであるという気分を味わってほしい」と意気込みを語ると、河野氏が「『AC04』は、PS2のパワーを得て、軽やかな雲、重厚な戦闘機を再現できたと思っている」とすかさず返す絶妙のコンビネーション。そして、「スタッフの意気込みを語ったメッセージを含めた映像を用意してもらいましたので、ご覧ください」と新作ムービーを含めたデモを上映。既報のビジュアルシーン、発進シーンなど、クオリティの高い内容であった。





 代表自らゲームプレイ!「K-project」改め「Rez」

 いきなり5分以上も実機でのゲームプレイを大量に見せつけたのがセガ(開発:ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ)の「Rez」。音と3Dシューティングの融合を図ったタイトルで、ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ代表水口氏自らがコントローラを握り、Rayer(ステージ)1のクリアまでをプレイ。

 どんなゲームか? と問われると非常に説明のしにくいゲームだが、ほとんどがワイアーフレームで構成された画面で、ロックオンされた敵に対してボタンを押すとレーザーが飛んでいき、発射音、破壊音などが音楽で言うパーカッション的な役割を果たしていた。ステージが進行し、多くの敵を連続で撃破していくと、サウンドのテンションもそれにつれてアップ。テクノライクともいえるが、ドラムによるリズム感がインパクトのある独自のサウンドに、効果音がミックスし、一種のグルーブ感を生みだしているようだ。プレーヤーがゲーム進行とともに、サウンドをコントロールするゲームというべきなのだろうか。

 ゲームをプレイし終わった水口氏は、開口一番「ちょっと気持ちよくて、頭が真っ白になってしまいました。この気持ちよさを秋にみなさんにお届けします」とコメント。「セガの記念すべきPS2初参入作品になります『Rez』というタイトルです」と正式名称を公開した。「セガはゲームを制作して四半世紀の歴史があります。その技術をエモーションエンジンにぶつけてみたいと思います」と力強く語った。





 E3映像をふんだんに交えた「ジャック×ダクスター 旧世界の遺産」

 E3の会場レポートからスタートした、SCEIの「ジャック×ダクスター 旧世界の遺産」のプレゼンは、現地でのクリエイターのコメントと、ゲーム映像を中心としたもので構成されていた。同社の「クラッシュ・バンディクー」を制作したスタッフによる初のPS2タイトルということでE3でも注目を集めていたが、キャラクタの動きや、広大なステージはインパクト大。

 「本当の冒険をさせたい。敷かれたレールの上を進むのではなく、プレーヤー自らが道を切り拓くアクションゲームだ」、「スタートボタンを押してから、シームレスな世界を楽しめる」と、ゲーム中にDVDのロードを意識させない作りになっていることをクリエイターたちはアピール。「クラッシュ」よりさらに上を行く映像表現、プレイ感覚を重視した作品になっている。今冬発売予定。





 PS2で夢の対決! 「鉄拳4」VS「バーチャファイター4」

 プレゼンの締めくくりは、タイトルこそ発表になっているもの同士ながら、意外なカップリングで行なわれた。格闘ゲームの金字塔といえる「鉄拳」と「バーチャファイター」の歴代のタイトルが初代、「2」、「3」と並んで紹介され、「鉄拳4」と「バーチャファイター(VF)4」のプレゼンが始まった。ほどなくナムコ・中谷氏と、AM2 of CRIの鈴木氏が登場。お互いのプレゼンを見守った。


 まずは中谷氏が「鉄拳4」について「今までの『鉄拳』は、“人対人の格闘の爽快感”を大切にしながら制作を行なってきた。今回の『鉄拳4』は、それを3D空間上で表現するということに重点をおいて制作している」とアピール。「シリーズ共通のパンチ、キックの爽快感をないがしろにすることなく、今まで培ってきたものを発展させる形で移動系など全面的に新規なシステムを構築している」と続けた。

 また、「地面のアンジュレーションや、物が壊れるとか、ガラスが飛び散るといった表現は積極的に導入する。ポジショニングが重要な課題になり、攻防が面白くなるように技を構築中だ」と語った。「現在はAC版を鋭意制作中で、日々進化を続けている。ACの制作が終了次第、当然家庭用としてPS2版を全力を挙げて開発する」とPS2への移植も意欲的にアピールし、デモ映像でプレゼンを締めくくった。


 続いて鈴木氏が「今日、ソニーさんの壇上に立つのは不思議な気持ちですね」とゆっくりとした口調でプレゼンを始めた。次に「VF」の開発がスタートしたころのエピソードを披露。「今回のプロモーションにあたって昔の資料を見ていたら、便宜上『VF0』と呼んでいる、シリコン・グラフィックスのワークステーション上で制作された「VF」のプロトタイプが出てきた。あのころは、殴ると“いてっ”とか言っていたんですよ。懐かしかったですね」とコメントした。

 「VF4」に関しては、「ACの『VF4』はおかげさまで完成に近いところまで来た。遊び的に面白くなってきたところ。肝心のPS2バージョン(家庭用)だが、はじめてのPS2体験ということで、開発が遅れているが、現在キャラクタもちゃんと動いて、ステージも1~2つ入っている。ACの『VF4』に遜色ないぐらいにもっていけたらいいな、と思っている。AC版とはハードウェアが違うが、PS2版はPS2のハードウェアの良さを引き出して、コンシューマならではの新しいフィーチャーを入れたいと思っている」と家庭用への力強いコメントも披露した。


 最後に、両者が握手をするという、これ以上ないショットが用意された。PS2上でやがてこの両者の対決が見られるというのは、シリーズファンにとっては複雑なのか、歓迎すべきことなのか……。





 マクドナルドに人気キャラクタが登場! SCEI、マクドナルド共同キャンペーン

 最後になってしまったが、このイベントの大きなトピックであるSCEI、マクドナルドの共同キャンペーン。「マックにプレステがやってきた!」と題して送るこのキャンペーンは、7月19日から行なわれるもので、「ヒポサル」、「パラッパ」、「トロ」に加え、「チョコボ」のグッズが付いた「ハッピーセット」を販売するほか、期間限定メニューやマクドナルドオリジナルぬいぐるみ、携帯電話ストラップセットを販売するというもの。マクドナルド店内もキャンペーン用にデコレートされ、CMや期間限定パッケージ、ポスターやバナーにも4人(匹?)が登場するというもの。

  • ハッピーセット「プレイステーションのなかまたち」
    価格:400円

     「ヒポサル」、「パラッパ」、「トロ」、「チョコボ」の玩具いずれかと、ハンバーガー、チーズバーガー、チキンマックナゲットのいずれか+ドリンクのセット。

  • スーパーハッピーセット
    価格:450円

     4種の玩具のいずれか1つ+てりやきマックバーガーまたはフィレオフィッシュ+ドリンクのセット。

  • プレイステーションキャラクターズ おもしろぬいぐるみと携帯電話ストラップセット
    価格:380円

     マクドナルドの商品を購入した人に、「おもしろぬいぐるみ」1つ、もしくは「携帯電話ストラップセット」を販売。

  • マック・プレステWINゲームカード
     セットメニューを購入した人に1枚セット配られるカード。LLセット、スーパーバリューセット購入時は2セット配布。セット内容は抽選カードとトレーディングカードの2枚組で、抽選カードの種類によって、マクドナルドオリジナルのPS2専用ソフトなどが当たる。
    • 金のラッキーカード……オリジナルPS2ソフト「ハッピーDISK」をプレゼント
    • 赤のラッキーカード……3枚集めるとチキンマックナゲット5個入りをプレゼント
    • 緑のラッキーカード……3枚集めるとチーズバーガーをプレゼント
    • 青のラッキーカード……3枚集めるとコカ・コーラ(M)をプレゼント





PS2とDC同時発売! セガ「Rez」画像大量掲載!!

 「PlayStation 2 Party in Summer」でタイトルが発表になった株式会社セガ(制作:株式会社ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ)の「Rez(レズ)」。ミッドナイトハイ・シューティングと銘打たれたこの作品は、もともとドリームキャストでの発売を予告していたタイトルだが、今回、DCとPS2版が同時に発売されることが決定。

 「PlayStation 2 Party in Summer」では、最新版をユナイテッド・ゲーム・アーティスツ代表水口氏がプレイしていたが、なにより気になったのは、本当に見ているだけではゲーム内容がよくわからなかったこと。でも、水口氏が本当に楽しそうにプレイしていたのと、波のように聞く者に襲いかかってくるパワフルなサウンド、それとコントラストを成すシンプルな画面が気になった。そこで、「Rez」初出画像を大量初公開!!

 音楽とシューティングゲームの融合によるグルーヴ感を意図しているかに感じられた本作だが、グラフィックも懐かしいなかにどこか新しさを感じさせる。最新版では自機(主人公?)のグラフィックはワイヤーフレーム表示から、光沢あふれるメタリックなキャラへと変貌していた。

 発売はまだ先だが、音楽方面とのタイアップなども考えられるこのタイトル、今後の動向も気になる作品だ。

(C) SEGA/UGA,2001


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